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長崎北高校 学芸部顧問の福田さん

ページID:0065980 更新日:2025年9月26日更新 印刷ページ表示

ふくだこうさん

『演劇の面白さを伝える』挑戦

トライ年表

2019年4月
・長崎北高学芸部に演劇班を創設
2019年12月
・『アルキメデス・スリッパー』で九州大会最優秀賞を受賞
2020年7~10月
・全国高校総合文化祭で発表
2025年2月
・戯曲講座で『こぞうのおつかい』を執筆
2025年11月
・『こぞうのおつかい』上演予定

脚本家の顔を持つ国語教師

 崎北高校の福田さんは、授業では国語を教える傍ら、学芸部の顧問として、脚本の執筆から演技の指導までを一人で行っています。
きっかけは7年前の文化祭で取り組んだクラス劇。演劇に魅力を感じた福田さんは翌年、学芸部の中に演劇班を創設しました。集まったわずか3人の生徒とともに活動を続け、創設からわずか8カ月後には、自身の脚本『アルキメデス・スリッパー』で九州大会最優秀賞を受賞。翌年には九州・沖縄ブロック代表として全国高等学校総合文化祭高知大会のウェブ上演に参加しました。
「演劇は自己表現を後押ししてくれる」と演劇の魅力を語る福田さん。生徒たちは、舞台で役を演じたり、仲間と意見を出し合ったりする中で、表現力や協調性、自信を育んでいます。​
けいこに励む様子
 9月 日に開幕したながさきピース文化祭では、市民講座で初めて専門的に学びながら脚本を書いた『こぞうのおつかい』を上演します。物語の中心にあるのは「嘘をつく」こと。「誰かを思ってつく嘘の味わいを感じてもらえたら」と語ります。自身の脚本を他の人に演出してもらうのは初めて。「配役も決まっていない状態から書いたので、どんな形になるのか楽しみ」と笑顔を見せました。(詳細は29ページ。)
「私にとって演劇はコミュニケーションのひとつ。出演者や観客など、演劇がなければ出会えなかった人とつながることができました。今後も多くの人に演劇の面白さを伝えたい。」と意気込んでいます。

「挑戦」に不可欠なものは?

​​舞台づくりで大切にしているのは「真面目に遊ぶ心」です。小さなアイデアも恐れず試す姿勢が自由な発想を引き出し、舞台の面白さにつながります。緊張や真剣さの中にも、遊び心を忘れず楽しむことが、挑戦を続ける原動力になっています。

部員との集合写真

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