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1981年 4月
・長崎大学教育学部に赴任
1991年 4月
・4人組の木管アンサンブル・ポエを結成
1997年 12月
・県音楽連盟を設立
2015年 4月
・市文化振興審議会の会長に就任
2025年 9月
・ながさきピース文化祭開会式の音楽監修を務める
1997年に県音楽連盟を設立して以来、常任理事・運営委員長を担う堀内さん。9月14日(日曜日)から開催される「ながさきピース文化祭」では開会式の音楽監修を務めます。
長野県出身の堀内さんがピアノを始めたのは4歳頃。その後、東京藝術大学に進学し、全国から集まった仲間と切磋琢磨しながら音楽の道を追求しました。現在は、さまざまなジャンルの音楽を無料で楽しめる「ラウンジコンサート」を企画するなど、長崎で音楽の魅力を伝える活動を行っています。
同文化祭の開会式では、長崎の音楽文化を若者にも楽しんで欲しいと話す堀内さん。「精霊流し」や「長崎の鐘」など郷土にちなんだ音楽を、小学生から大人まで幅広い世代のオーケストラが次々に演奏します。学校や仕事の合間を縫って練習を重ねているメンバーたち。「プロではないからこその思いやひた向きさにこそ、プロをも超える力がある。」と堀内さんは語ります。
同文化祭では、音楽の他にも、ダンスや演劇など異なるジャンルの文化と融合させたステージも。「ジャンルにとらわれず、多様性を楽しむことが平和につながる」と考える堀内さん。音楽だからこそ伝えられる平和の形を表現します。
昔から海外との交流が多かったからこそ、多様な音楽文化が根付いている長崎。「長崎に行けば新たな音楽に出会える」「ライブをやるなら長崎」と思ってもらえるような音楽のまちにしたいと意気込みます。堀内さんの挑戦はまだまだ続きます。
開会式では、「長崎に息づいてきた音楽の文化を絶やさず、若い世代につなぐ」ということをモットーに音楽監修に取り組んでいます。流行りの音楽に飛びついたりせず、この信念に沿ってこだわりの舞台をつくっています。
市内で新たな一歩を踏み出す人、または挑戦を支える「トライ人」を募集しています。自薦・他薦は問いません。市ホームページかはがきでご応募ください。