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更新日:2022年4月18日 ページID:028834
野口彌太郎は、ヨーロッパで学んだフォービスム的体質と洗練された色彩感覚をもち、日本的フォービスムの典型を示したと言われています。
野口は、昭和4年(1929)、30歳で念願の初渡欧をはたしたのち、戦後、日本での活動、そして昭和35年(1960)以降、晩年に至るまで数度に渡り、ヨーロッパをはじめとした海外へも赴き、創作活動を行っています。ヨーロッパの風景が織りなす美しい景色は、野口を刺激し、魅了しました。そして、野口の色彩表現は、海外へ渡航するごとに、大胆かつ情熱的なものへと変化を遂げています。
今回、本企画展では、第一次渡欧期、帰国後の日本での活動、第二次渡欧以降と、大きく3つの時期に分けて作品をご紹介いたします。野口の作風の変化を感じていただくとともに、色彩画家・野口彌太郎の表現する「色」をぜひご鑑賞いただけましたら幸いです。
「フレンチカンカン」S7,10号F,油彩 「バリ島の踊子」S46,50号F,油彩
期 間 :令和4年4月19日(火曜日)~令和4年10月23日(日曜日)
※毎週月曜日休館(祝日は開館)
チラシ:令和4年度前期企画展(PDF形式 1,685キロバイト)
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