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この度、ニューヨーク・タイムズが発表した「2026年に行くべき52か所」に長崎が選ばれましたことについて、大変嬉しく思っております。
記事の中では、核拡散の脅威が広がる中で、訪れる意義が大きい場所とご紹介いただいています。また、グラバー園などの観光地や歴史ある食の魅力についても、具体的な観光スポットとともにご紹介いただけたものとなっております。
記事にありますとおり、長崎の中心市街地は、当初の原爆投下目標でしたが、雲に覆われていたため、原爆を搭載した爆撃機から目標地点が視認できず、たまたま雲の切れ間から見えた長崎市の浦上地区に投下されました。
記事で紹介している長崎の具体的な観光スポットの多くは、もし原爆が当初の目標どおり中心市街地へ投下されていたら、今、存在していなかったかもしれません。そして、代わりに浦上地区で多くの尊い人命と貴重な文化遺産などが残酷にも奪われてしまった事実を忘れてはなりません。
今回の記事で長崎が選ばれたことは、核拡散の脅威が広がる中、この長崎の魅力的な観光スポットが平和の尊さを世界へ向けて強く訴えかけているからにほかなりません。
世界中の旅行者から注目を集めるこの特集で長崎が紹介されたことにより、外国人観光客の増加が期待されます。本市を訪れる外国人観光客が安心・快適に過ごしていただけるよう、引き続き受入環境の整備を図ってまいります。
今回の選定という好機を捉え、これからも、世界中の方に、長崎市にお越しいただけるように、まちの魅力と被爆の実相について国内外に向けて積極的に発信していきたいと思います。
令和8年1月7日
長崎市長
鈴木 史朗