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近年、食中毒は年間を通して発生していますが、特に高温多湿となる夏場は、細菌を原因とする食中毒が最も発生しやすい時期であり、全国一斉に8月の一か月を「食品衛生月間」と定めています。
「食品衛生月間」は、広く一般に食品衛生の知識を普及させることにより、この時期に起こりやすい食中毒の防止と衛生管理の向上を図るため、全国的に食品衛生思想の普及・啓発運動を実施する期間です。食中毒は飲食店などだけではなく、家庭においても発生していますので、食品の取扱いに注意して食中毒を防ぎましょう。
令和7年8月1日(金曜日)~8月31日(土曜日)
詳細はこちら(厚生労働省HP)<外部リンク>よりご確認ください。
食中毒は、病原微生物等により汚染された食品を摂取することで発生する健康被害の総称です。
食中毒予防には、「付けない」、「増やさない」、「やっつける」の3つが挙げられます。
「付けない」…手から食品への汚染を防ぎ、そもそも細菌を「付けない」
「増やさない」…食材の適切な温度管理を行い、細菌を「増やさない」
「やっつける」…しっかり加熱し、細菌を「やっつける」
食中毒予防の3原則の「付けない」にあたる、「手洗い」は食中毒予防のすべての基本となります。
しかし、しっかり手を洗っているつもりでも、洗い残しがあるものです。
普段行っている手洗いが、正しい方法でできているのか、ぜひ見直してみましょう。
手洗いの方法については、こちら(手洗いについてのリーフレット (PDFファイル/318KB))より確認ができます。
これらのことを徹底して、食中毒を予防しましょう。
食中毒の原因となる病原微生物等により、起こる症状や具体的な対策方法はさまざまです。
過去に紹介したことのある食中毒についてまとめています。それぞれのリンク先で具体的な対策方法が確認できます。