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更新日:2022年6月13日 ページID:029703
端島(軍艦島)は明治日本の産業革命遺産の構成資産の一つとして、平成27年7月に世界遺産に登録されました。長崎市では、将来にわたって保存していくため今後整備を進めていくにあたり、ふるさと納税をはじめ個人や企業の皆様から広く資金を募り、その受入先として平成27年9月に端島(軍艦島)整備基金を設置しました。より多くのみなさまの寄附をお願いいたします。
希望される場合は上のボタンをクリックしてください。(新しいウィンドウで開きます)
英語版はこちら ↓↓ Click here for English version ! kifu.f-regi.com/contribute_en/nagasakicity_heritage
ふるさと納税(がんばらんば長崎市応援寄附金)の使い道の中で、『 1 「明治日本の産業革命遺産」 端島(軍艦島)の保全』 があります。
ふるさと納税の使い道については、こちらをご覧ください。
ふるさと納税をご希望の方は、こちらからお手続き等をご確認ください。
(ふるさと納税のページへジャンプします。)
個別で寄附を受け付けております。世界遺産室(095-829-1260)へご連絡ください。
市内各所に募金箱を設置しております。
長崎市役所本庁1階ロビー(期間限定ディスプレイ)※既に終了しています
【募金箱設置場所】※令和2年9月現在
・軍艦島上陸観光船運航会社(各会社の受付等に設置)
やまさ海運株式会社 長崎市元船町17-3長崎港ターミナルビル1F
軍艦島クルーズ 長崎市元船町11番22号
軍艦島コンシェルジュ 長崎市常磐町1-60 常盤ターミナルビル102号
株式会社シーマン商会 長崎市丸尾町1-48
馬場 広徳 長崎市高浜町高浜3960 野々串港
・公共施設
長崎市役所(本庁1階ロビー、地下1階食堂)
高島港フェリーターミナル
グラバー園(新しいウィンドウで開きます) 長崎市南山手町8-1
軍艦島資料館(新しいウィンドウで開きます) 長崎市野母町562-1
※このほか、上陸ツアーの参加者からいただく端島見学施設使用料(300円)も基金へ積み立てています。
令和2年度
山内 精子 様(3月9日)
木下 正昭 様(9月19日)
菅原 一彦 様(10月22日)
頂いた応援メッセージ:先日旅行しましたが、とても良いところでした。また必ず伺います。
令和元年度
鈴木 智雄 様(6月7日)
平成30年度
猿渡 俊介 様(10月14日)
令和元年度
長崎みなとロータリークラブ 様(12月12日) 100,000円
長崎みなとロータリークラブの創立40周年を記念し、社会貢献活動の一環として
(公社)長崎法人会 様(7月2日) 1,000,000円
長崎法人会の創立50周年を記念し、法人会の理念の一つである地域社会への社会貢献活動の一環として
平成30年度
(株)ユニバーサルワーカーズ 様(7月5日) 565,669円
軍艦島上陸観光クルーズ船の受付事務所及び軍艦島デジタルミュージアムで販売したオリジナルスイーツの収益金並びに軍艦島デジタルミュージアムに設置した募金箱に集まった募金合計 565,669円
平成29年度
(株)ユニバーサルワーカーズ 軍艦島デジタルミュージアム 様(7月12日) 615,725円
軍艦島上陸観光クルーズ船の受付事務所で販売した世界遺産応援グッズの収益金及び軍艦島デジタルミュージアムに設置した募金箱に集まった募金合計 615,725円
平成28年度
株式会社トラスティ建物管理・株式会社プラネット共同事業体 様(12月26日) 200,000円
12月24日(土曜日)に長崎市元船広場(おくんち広場)において開催された世界遺産応援チャリティクリスマスコンサート「Love Christmas 2016」の収益金の一部 20万円
軍艦島コンシェルジュ 様(7月4日) 1,356,374円
「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録一周年記念と軍艦島上陸観光クルーズ船の受付事務所で販売した世界遺産応援グッズの収益金及び平成27年9月17日に長崎市松ヶ枝町にオープンした軍艦島デジタルミュージアムに設置した「募金箱」(端島神社をモチーフに作ったブースに設置した賽銭箱)に集まった募金の合計 1,356,374円
平成27年度
平成27年度 長崎市退職者有志 様(2月1日) 300,000円
みらい長崎ココウォーク会 様(11月17日) 計 210,000円
「明治日本の産業革命遺産 世界遺産登録記念おめでとうセール」の収益金の一部及びその期間中に設置した募金箱の募金の合計額 計21万円
端島炭坑(軍艦島)の保存・活用のための整備を行うためにはたくさんのお金が必要です。現在の計画では平成30年度から30年間で110億3千万円と試算しています。端島は国指定の史跡であり、世界遺産の構成資産であることから、長崎市では国や長崎県にも財政支援のお願いをしておりますが、より多くの方々に寄附いただき、適切な整備に活かしていきたいと考えています。
【端島の様子】
観光ルート 平成26年7月、台風の影響で桟橋が曲がってしまいました。自然の力はすごい!平成26年に桟橋を取り換えました。
護岸 護岸の下に大きな穴が・・・人がいるのがわかりますか?平成27年に埋め戻しが完了しました。
建物 観光ルートから見える第3竪坑捲座跡。レンガ造りの壁だけが残っています。今後計画的に保存修理を行う予定です。
長崎市では次のように優先順位をつけて整備していく予定です。
1. 護岸及び石積擁壁遺構
端島は岩礁の周りを順次埋め立てて造成された人工の島です。そして、端島は島の周囲にある護岸で守られています。また、島内には石積の擁壁があり、この護岸と石積擁壁で端島という島の形が維持されています。端島の護岸と石積擁壁は明治期のもので、世界遺産としての顕著な普遍的価値に貢献していることから、最優先の整備対象として保全していく予定です。
2. 生産施設遺構
端島内には、今でも石炭を掘り出すために使われていた施設の遺構群(生産施設遺構)が残っています。坑口に設けられていた入坑桟橋、人や石炭が載ったケージを動かすための捲き座、採炭に必要な電力や圧縮空気を供給していた施設、掘り出された石炭を選別し、貯え、運び出すための施設、そして軍艦島といわれる端島のシルエットにも貢献している端島神社などを優先して整備していく予定です。
3. 居住施設遺構
昭和30年代、端島には5,300人近くの人が住んでおり、日本一の人口密度を誇っていました。端島に残るアパート群(居住施設遺構)のうち島の最も高い場所にあったアパートが3号棟と呼ばれる建物です。端島のシルエットにも貢献しており、比較的劣化が進んでいないことから、この3号棟から保存整備を始める予定です。
他にも、新たな見学通路の整備やモニタリング等も行っていく予定です。
御協力ありがとうございました。今後とも末永いご支援をよろしくお願いいたします。
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