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久間防衛大臣の原爆投下容認発言撤回を求める意見書

ページID:0001618 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

久間防衛大臣の原爆投下容認発言撤回を求める意見書

昭和20年8月9日、長崎のまちに原子爆弾が投下され、長崎はこの世の地獄と化しました。私たちは、この悲惨な体験から「長崎は最後の被爆地でなければならない」と、核兵器廃絶と世界平和を訴え続けています。また、本市議会は、被爆60周年を契機に被爆体験を若い世代に継承し、被爆の実相を後世に伝え、平和について考え行動するよう努め、また、原爆で犠牲になられた人々に心からの哀悼の意を表するとともに、被爆地の市民として、その義務であり、権利として、声を上げ続け、世界の人々と協力し、核兵器の廃絶と平和な世界の実現に全力を挙げることを決意し、決議いたしました。
ところが、先日、久間防衛大臣が講演会で、長崎の原爆投下について「しょうがないなと思っている。」などの発言を行ったという報道がなされました。
今回の発言は、被爆者の気持ちなどを軽視した発言となり、到底容認できるものではありません。
よって、ここに被爆地の本市議会として強く遺憾の意を表明するとともに、発言の撤回と今後このような発言が二度と繰り返されることのないよう国に対し強く求めるものであります。
以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出します。
平成19年7月2日 長崎市議会

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