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掲題の3つの小学校はそれぞれが徒歩圏内にも関わらず地区内の学生を分けて所属させており、一部の学年では複式学級が出来るほどの児童数となっています。
地区編成の再編、および各校の合併は出来ないのでしょうか?
OBの人の意見や、母校を残したいという気持ちがある方もいらっしゃるでしょうが、今を生きているのは子供達で、これからを作るのも子供達です。
是非小学校のうちからしっかりとした教育、および人間関係を育めるようにしていただきたいです。
ご意見ありがとうございます。
長崎市の児童生徒数は、ピーク時と比較して約4分の1まで減少しているものの、小中学校の数が大きく変わっていないことから、一つの学校あたりの児童生徒数が減少しており、多くの学校で小規模化が進んでいる状況です。
教育委員会では、子どもたちが一定の集団の中で、社会性を身に付けることができる教育環境を整備するため、実施計画(案)を作成し、複式学級を有する過少規模校や老朽化が進んでいる小規模校を優先して、学校規模の適正化と適正配置に取り組んでおります。
ご質問の3つの小学校については、実施計画(案)の中で、小規模化している「飽浦小と朝日小を稲佐小に統合する」ことで学校規模の適正化を図るとしており、平成29年度から、保護者及び地域の皆さまを対象とした説明会の開催や、意見交換を重ねてきておりますが、現時点で統合に対するご理解を得るには至っておりません。
特に飽浦小では近年、複式学級が編制されるなど、小規模化が一層進んできており、このことに起因する教育的な課題も大きくなってきていると認識しておりますので、統合に対するご理解を早く得られるように取り組んでまいります。
(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。