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更新日:2022年4月11日 ページID:028455
人口減少・少子高齢化社会にあっても、地域を活性化し経済を持続可能なものとし、安心して快適な暮らしを営んでいけるようにするためには、地域において、相当の規模と中核性を備える圏域の中心都市が近隣の市町村と連携し、コンパクト化とネットワーク化により「経済成長のけん引」、「高次都市機能の集積・強化」及び「生活関連機能サービスの向上」を行うことにより、一定の圏域人口を有し活力ある社会経済を維持するための拠点を形成することを目的とした国の施策です。
詳しくは、総務省のホームページをご覧ください。
(1)連携中枢都市宣言
地方圏(三大都市圏の区域外にある地域)において、相当の規模と中核性を備える中心都市が、近隣市町村との連携に基づいて、圏域全体の将来像を描き、圏域全体の経済をけん引し、圏域の住民全体の暮らしを支えるという役割を担う意思を有することを明らかにするために、「連携中枢都市宣言書」を作成し、公表します。
(2)連携協約の締結
連携中枢都市としての宣言を行った1の連携中枢都市(以下「宣言連携中枢都市」)と、その近隣の1の市町村が、全体の経済をけん引し圏域の住民全体の暮らしを支えるため、圏域全体の方向性、連携する分野、役割分担等を規定し、それぞれの市町村における議会の議決を経て、連携協約を締結します。
(3)連携中枢都市圏ビジョンの策定
宣言連携中枢都市が、当該宣言連携中枢都市を含む連携中枢都市圏を対象として、圏域の中長期的な将来像や、連携協約に基づく具体的な取組について、民間や地域の関係者を構成員として宣言連携中枢都市が開催する協議・懇談の場における検討を経て、各連携市町村が関連する部分について協議を行い、連携中枢都市圏ビジョンを策定します。
(1)連携中枢都市宣言について
平成28年6月10日に連携中枢都市宣言を行いました。
長崎市は、これまでの近隣自治体との広域連携の取組を推進するとともに、圏域が持つ様々な地域資源を磨き、「人を呼ぶまち」から「人を呼んで栄えるまち」へ、長崎の強みである“交流”を“産業”につなげる取組を進め、地域経済をけん引します。歴史の中で育んできた独特の文化や産業、平和への想いを持つ長崎市は、生活圏、経済圏の中枢都市として、都市機能を活かし、近隣自治体とのネットワークを強化して、圏域が持つ様々な価値を見出し、高めながら、圏域全体が活力に溢れ、人々が「住みたい」、「住み続けたい」と思える魅力ある都市圏の形成をめざします。
(2)連携中枢都市圏形成に係る連携協約の締結について
平成28年12月27日に、長崎市長、長与町長及び時津町長が一堂に会し、長崎広域連携中枢都市圏連携協約締結式を執り行いました。 「連携中枢都市圏」を形成して、圏域全体の経済成長のけん引、高次の都市機能の集積・強化及び圏域全体の生活関連機能サービスの向上に関する取組を行うに当たっての基本的な方針や取組内容、役割分担を定める「連携協約」を長崎市と長与町、長崎市と時津町との間で、それぞれ締結しました。
(左から、長与町長、長崎市長、時津町長)
長崎市及び長与町における連携中枢都市圏形成に係る連携協約(PDF形式:327KB)
長崎市及び時津町における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 (PDF形式:335KB)
(3)連携中枢都市圏ビジョンの策定について
長崎市は連携協約に基づき、具体的取組などを掲げた「長崎広域連携中枢都市圏ビジョン」を平成29年3月に策定しました。
今後は、関係市町が緊密な連携を図り、「圏域全体の経済成長のけん引」、「高次の都市機能の集積・強化」、「圏域全体の生活関連機能サービスの向上」の3つの柱に関連する事業を推進し、誰もが「住みたい、住み続けたい、訪れたい」と思える魅力ある都市圏を目指します 。
長崎広域連携中枢都市圏ビジョン(平成29年3月策定)(PDF形式:1,635KB)
長崎広域連携中枢都市圏ビジョン(平成30年3月改訂)(PDF形式:2,473KB)
第2期長崎広域連携中枢都市圏ビジョン(令和3年3月策定)(PDF形式:4,531KB)
第2期長崎広域連携中枢都市圏ビジョン(令和4年3月改訂)(PDF形式 6,344キロバイト)
(4)連携中枢都市圏ビジョン会議について
「長崎広域連携中枢都市圏ビジョン」については、地域の関係者等を構成員とした「長崎連携中枢都市圏ビジョン会議」 において意見をいただき策定を行いました。また、今後の変更及び進行管理にあたっても、同ビジョン会議のご意見をいただきながら進めていくこととしています。
令和2年度
第2回長崎連携中枢都市圏ビジョン会議での主な意見(令和2年11月12日開催)
第3回長崎連携中枢都市圏ビジョン会議議事録(令和3年2月12日開催)
(5)取り組んでいる主な連携事業について
「広域避難体制の構築」
1市2町で締結した災害応援協定に基づき、避難所の相互利用を行うとともに、災害発生時等に避難所の混雑状況を発信します。
「地球温暖化対策実行計画(区域施策編)の共同策定」
令和3年3月17日に長崎市、長与町、時津町で「ゼロカーボンシティ」を同時宣言しました。今後、地方公共団体実行計画(区域施策編)の共同策定に向けて検討を進めていきます。
第2期長崎広域連携中枢都市圏ビジョン(令和4年3月改訂)(PDF形式 6,344キロバイト)
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