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筋肉は年齢に関係なく鍛えることができます。筋肉を鍛えることで「階段を軽やかに上がれる」「重い荷物を楽に持てる」など、生活の質の向上につながるほか、骨密度の維持や転倒予防にも効果的で、将来の健康リスクを減らすことが期待されます。効果を実感するには継続が大切です。週2~3日の実施を目安に無理のない範囲から筋力トレーニングに取り組んで、健康的な生活をはじめましょう!
・階段の昇降や重い荷物の持ち運びが楽になる
・転倒のリスクが減少する
・筋肉量の維持により、要介護状態の予防に効果的
・骨密度の向上により、骨粗鬆症の予防につながる
・基礎代謝が向上し、肥満予防につながる
・血糖値や血圧の改善にもつながる
・運動により気分がリフレッシュされ、ストレスの軽減につながる
・正しいフォームで運動することで、効果が高まり、怪我のリスクも減らすことができます。トレーニングは正しいフォームを意識して行いましょう
・呼吸を止めると血圧が上昇する可能性があるため、トレーニング中は息を止めないように、意識的に呼吸を続けるようにしましょう
・痛みを感じたら、無理をせずにトレーニングを中止し、必要があれば専門家に相談しましょう
・やり過ぎは逆効果になる可能性があるため注意しましょう
1)お尻を引き、椅子に腰かけるように、股関節・膝・足首の順に曲げる(4秒かけて息を吸いながら行う)
2)しゃがみきったとき、つま先の真上に膝がくる(脛と背筋が平行)
3)股関節を伸ばしながら立ち上がる(4秒かけて息を吐きながら行う)
(詳細情報)ヒンズースクワット (PDFファイル/371KB)
1)片足を大きく踏み出し、上体を少し前傾しながら膝を曲げていく(息を吸いながら行う)
(つま先を正面に向け、膝を合わせる)
2)前足は足裏全体をしっかりと床につけ、曲げた膝はつま先の上にくる
(前足の太ももは床と水平になる)
3)残した後ろ足はつま先立ちで踵を浮かし、自然に膝を曲げてバランスを取る。
4)踏み出した前足を元に戻したら、今度は反対の足を前に出して行う(息を吐きながら行う)
(詳細情報)フロントランジ (PDFファイル/129KB)
1)背中を平らにして、お尻を後ろへ引く
2)頭を起こし、少し膝を曲げながら上体を水平まで倒す(4秒かけて息を吸いながら行う)
(目線は2~3メートル先の床を見る)
3)背中を平らに保ちながら、元の姿勢に戻る(4秒かけて息を吐きながら行う)
(詳細情報)グッドモーニング (PDFファイル/123KB)
1)引き上げる (息を吸いながら行う)
・背筋をまっすぐのまま、脚の側面に沿ってダンベルを引き上げる (肘を後ろへ引くイメージ)
・ダンベルを脇腹に引き付ける
(手首が内側や外側にブレないように、親指が正面を向くように意識する)
2)戻す (息を吐きながら行う)
・コントロールしながら、元の姿勢に戻す
※ダンベルは水を入れたペットボトルで代用可(筋力トレーニング初心者の方は500グラムから2キログラムを目安にはじめ、徐々に重量を増やしていくのがおすすめです)
(詳細情報)ダンベル・ベントオーバーロウ (PDFファイル/105KB)
1)膝を床につけたままで押し上げる(4秒かけて息を吸いながら行う)
2)上体は無理のない範囲で、まっすぐな状態を保ちながら行う
(膝から肩までが一直線になるように意識する)
3)床から胸を浮かせた状態まで、こらえながら戻す(4秒かけて息を吐きながら行う)
(詳細情報)プッシュアップ(膝附) (PDFファイル/337KB)
1)胸を張って、頭が前に出るようにして下ろす(4秒かけて息を吸いながら行う)
(上体は無理のない範囲でまっすぐな状態を保ちながら行う)
2)バランスを取りながら、肘を少し曲げた状態まで押し上げる(4秒かけて息を吐きながら行う)
(詳細情報)プッシュアップ(膝立) (PDFファイル/353KB)
1)前腕と手首をまっすぐにし、肘を伸ばしながら、ダンベルを頭上に押し上げる(4秒かけて息を吸いながら行う)
2)肘を少し曲げた状態まで伸ばして、ダンベルを支える
(グリップから下ろした重心線が、足裏の土踏まずの中心にある)
3)バランスを取りながら下げる(4秒かけて息を吐きながら行う)
※ダンベルは水を入れたペットボトルで代用可(筋力トレーニング初心者の方は500グラムから2キログラムを目安にはじめ、徐々に重量を増やしていくのがおすすめです)
(詳細情報)スタンディングプレス (PDFファイル/343KB)
1)前腕の外側と手の甲を直線にして、手首を固定する
2)肘を曲げて、少しだけ前に出しながらダンベルを上げる(4秒かけて息を吸いながら行う)
(手首はまっすぐに保つ)
3)ダンベルを肩の高さ(鎖骨の前)まで持ってくる
4)こらえながら下す(4秒かけて息を吐きながら行う)
※ダンベルは水を入れたペットボトルで代用可(筋力トレーニング初心者の方は500グラムから2キログラムを目安にはじめ、徐々に重量を増やしていくのがおすすめです)
(詳細情報)カール (PDFファイル/329KB)
1)腰は床に付けたままで、胸を丸めるようにして、上体を起こす(4秒かけて息を吐きながら行う)
(目線は天井から膝に向ける)
2)できるだけ頭を上げる
(腹直筋(お腹)に力を入れ、背中をできるだけ丸める)
3)お腹に力を入れたまま、こらえながら戻す(4秒かかて息を吸いながら行う)
(詳細情報)クランチ (PDFファイル/98KB)
1)上げる (息を吐きながら行う)
・膝を直角に曲げたまま、足を揃えてゆっくり持ち上げる
・膝を床と垂直より、やや胸側に持ってくる
2)戻す (息を吸いながら行う)
・持ち上げた足をゆっくりとこらえながら戻す
(詳細情報)レッグレイズ (PDFファイル/278KB)