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世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」短編ミステリー小説公開


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ページID:0005870 更新日:2024年12月19日更新 印刷ページ表示

「明治日本の産業革命遺産」世界遺産協議会(事務局:鹿児島県)により、新人ミステリー作家の登竜門「このミステリーがすごい!」大賞受賞者をはじめとした新進気鋭のミステリー作家たちが、世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の地を実際に訪れて短編のミステリー小説を書き下ろし。全国8県11市の広域にまたがる構成資産を舞台とした物語をミステリー作家陣が紡いでいきます。
令和4年度に3作品、令和5年度に4作品、令和6年度に5作品の12作品を公開しています。 今後は、全12作品と作家が訪れたスポット等を紹介する本(非売品)を作成予定です。
※この企画は、令和7年の世界遺産登録10周年に向けたプロモーションの一環です。

【更新情報】全12作品が完成しました!

  • 令和6年10月15日 柊サナカ 作「先生の言葉を探して」を公開
  • 令和6年10月30日 蒼井碧 作「追憶の炭細工」を公開
  • 令和6年11月14日 佐藤青南 作「幽霊はどこへ行く」を公開
  • 令和6年12月  5日   似鳥鶏 作「もちろん牛が先」を公開
  • 令和6年12月20日 斜線堂有紀 作「明治七年の幽霊船」を公開

公開場所

メディアプラットフォーム「note」
「明治日本の産業革命遺産」世界遺産協議会公式アカウントはこちら<外部リンク>

購読費用:無料

公開作品

長崎市の構成資産のうち、
「高島炭坑・端島炭坑」を舞台にした八木 圭一 氏の作品「軍艦島と白い宝石」、
​「小菅修船場跡」を舞台にした斜線堂 有紀 氏の作品「明治七年の幽霊船」 が公開中です。

令和6年度公開作品

表1

公開日

公開作品

作家

構成資産(所在地)

令和6年10月15日

「先生の言葉を探して」

柊 サナカ 氏

韮山反射炉
(静岡県伊豆の国市)

令和6年10月30日 「追憶の炭細工」 蒼井 碧 氏 三池炭鉱・万田坑
(熊本県荒尾市)
令和6年11月14日 「幽霊はどこへ行く」 佐藤 青南 氏 

関吉の疎水溝
(鹿児島県鹿児島市)​

令和6年12月  5日 「もちろん牛が先」 似鳥 鶏 氏 三重津海軍所跡
(佐賀県佐賀市)
令和6年12月20日 「明治七年の幽霊船」  

斜線堂 有紀 氏 

小菅修船場跡
(長崎県長崎市)​

令和5年度公開作品

【令和5年度公開作品】

表2

公開日

公開作品

作家

構成資産(所在地)

令和5年9月29日

「八幡女のニセ札騒動」

新川 帆立 氏

官営八幡製鐵所
(福岡県北九州市)

令和5年10月18日

「すべては水に流して」

七尾 与史 氏

遠賀川水源地ポンプ
(福岡県中間市)

令和5年11月17日

「あと、ひと事だけ」

芦沢 央 氏

松下村塾ほか
(山口県萩市)

令和5年11月27日 「奔流と凝固」

相沢 沙呼 氏

橋野鉄鉱山
(岩手県釜石市)

令和4年度公開作品

【令和4年度公開作品】

表3

公開日

公開作品

作家

構成資産(所在地)

令和5年2月10日

「軍艦島と白い宝石」

八木 圭一 氏

高島炭坑・端島炭坑
(長崎県長崎市)

令和5年2月17日

「夏の三角の夢」

友井 羊 氏

三角西港
(熊本県宇城市)

令和5年2月24日

「幸せな週末」

岡崎 琢磨 氏

三池炭鉱・三池港
(福岡県大牟田市
・熊本県荒尾市)

作家情報

八木 圭一

1979年、北海道十勝出身。横浜国立大学経済学部卒。雑誌編集者、コピーライターなどを経て、2014年に『一千兆円の身代金』で、宝島社の第12回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞してデビュー。翌年、同作はフジテレビでドラマ化。代表作に、グルメミステリー『手がかりは一皿の中に』(集英社文庫)シリーズなど。現在も、IT企業で広報の仕事に携わりながら、パラレルキャリアを歩んでいる。

友井 羊

1981年、群馬県生まれ。第10回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞。『僕はお父さんを訴えます』で2012年デビュー。他の著書に『ボランティアバスで行こう!』、『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん』シリーズ(宝島社)、『さえこ照ラス』シリーズ(光文社),『向日葵ちゃん追跡する』(新潮社)、『スイーツレシピで謎解きを』『放課後レシピで謎解きを』(集英社)、『無実の君が裁かれる理由』(祥伝社)、『魔法使いの願いごと』(講談社)などがある。

岡崎 琢磨

1986年、福岡県生まれ。京都大学法学部卒。2012年、第10回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉に選出された『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』でデビュー。翌年、同作で第1回京都本大賞受賞。同シリーズは累計250万部を超えるベストセラーに。その他の著書に『Butterfly World 最後の六日間』(双葉社)、『夏を取り戻す』(創元推理文庫)、『春待ち雑貨店 ぷらんたん』(新潮文庫)など多数。

新川 帆立

1991年、アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身、宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業後、弁護士として勤務。第19回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2021年『元彼の遺言状』でデビュー。他の著作に『倒産続きの彼女』『剣持麗子のワンナイト推理』(以上、宝島社)、『競争の番人』シリーズ(講談社)、『先祖探偵』(角川春樹事務所)、『令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法』(集英社)などがある。最新作は『縁切り上等!離婚弁護士松岡紬の事件ファイル』(新潮社)。

七尾 与史

1969年、静岡県浜松市生まれ。2009年『このミステリーがすごい!』大賞に応募した『死亡フラグが立ちました!』が最終選考に残り、2010年7月に隠し玉(編集部推薦)として同作で作家デビュー。ほかに『ドS刑事』シリーズ、『偶然屋』など著書多数。

芦沢 央

1984年、東京都生まれ。千葉大学卒。2012年『罪の余白』で第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞してデビュー。2018年『火のないところに煙は』で静岡書店対象、2022年『神の悪手』で第34回将棋ペンクラブ大賞文芸部門優秀賞、2023年『夜の道標』で第76回日本推理作家協会賞を受賞。他の著作に『許されようとは思いません』、『僕の神さま』、『汚れた手をそこで拭かない』などがある。

相沢 沙呼

1983年、埼玉県生まれ。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。2020年『medium霊媒探偵城塚翡翠』で第20回本格ミステリ大賞を受賞。

柊 サナカ

1974 年、香川県生まれ。第11 回『このミステリーがすごい!』隠し玉『婚活島戦記』で2013 年デビュー。他の著書に『谷中レトロカメラ店の謎日和』シリーズ、『人生写真館の奇跡』、『ミステリー殺人事件』(宝島社)、『天国からの宅配便』シリーズ(双葉社)、『お銀ちゃんの明治舶来たべもの帖』(PHP)、『機械式時計王子』シリーズ(角川春樹事務所)などがある。

蒼井 碧

1992年、ドイツ・デュッセルドルフ生まれ。上智大学法学部卒。2018年『オーパーツ 死を招く至宝』で、第16回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞しデビュー。その他の著書に『遺跡探偵・不結論馬の証明 世界七不思議は蘇る』がある。世界遺産検定1級認定。

佐藤 青南

1975年、長崎県生まれ。「ある少女にまつわる殺人の告白」で第 9 回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞し、2011 年同作でデビュー。2016 年に『白バイガール』で第 2 回神奈川本大賞を受賞。ドラマ化された「行動心理捜査官・楯岡絵麻」シリーズ、「白バイガール」シリーズ、「絶対音感刑事・鳴海桜子」シリーズ、「お電話かわりました名探偵です」シリーズ、「ストラングラー」シリーズ、『犬を盗む』、『一億円の犬』など、著作多数。

似鳥 鶏

1981年、千葉県生まれ。2006年『理由(わけ)あって冬に出る』で鮎川哲也賞佳作入選、同作でデビュー。作品に「戦力外捜査官シリーズ」(河出書房新社)「育休刑事シリーズ」(KADOKAWA)をはじめとするシリーズや、『叙述トリック短編集』(講談社タイガ)『推理大戦』(講談社文庫)など多数。

斜線堂 有紀

1993 年生まれ。上智大学卒。2016 年『キネマ探偵カレイドミステリー』で第23 回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉を受賞してデビュー。他の著書に『恋に至る病』『楽園とは探偵の不在なり』『廃遊園地の殺人』『回樹』『本の背骨が最後に残る』『星が人を愛すことなかれ』などがある。​

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