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ちょっと想像してみてください。
もし、いつも買い物に行くお肉屋さんのはかりが正確じゃなかったら?
スーパーのトレー入り商品の内容量表示に使うはかりが正しく使われていなかったら?
いつもお薬を処方してもらっている薬局の調剤用のはかりが、不具合があるまま使われていたら?
このように世の中のはかりが正確でないと私たちの生活は困ったことになってしまいます。
このような事態にならないよう、市では「計量法」という法律に基づき、日々の市民生活で適正計量が確保されるようさまざまな取り組みを行っています。
市内ではかりを使っているお店や医療機関などの事業所数は1,832戸、そして、使われているはかりの数は4,641器です。
市では、民間の計量士さんとも協力しながら、これらすべてのはかりの検査を3人の職員で行っています。
(数値については令和4・5年度長崎市集計結果)
お店や医療機関などで取引や証明行為に使われているはかりが正確か、毎年地区ごとに検査を行っています。詳しくは「計量器(はかり)の定期検査」。
はかりの検査の他にも、日々の市民生活で適正計量が確保されるよう、次のような検査も行っています。
スーパーなどで売られている肉や魚などの商品について、表示どおりの内容量となっているか検査を行っています。詳しくは「スーパーなどの商品内容量の検査(商品量目立入検査)」。
ガソリンスタンドなどの燃料について、販売機のメーターの表示と実際の量が同じか検査を行っています。詳しくは「ガソリンなどの燃料油メーターの検査」。
ガスや水道のメーターについて、法令で定める有効期間を過ぎて使っていないかなどの検査を行っています。
生活の中のどんな場面で・どのようにはかりが使われているか、自分がよく買っている商品の内容量の表示がどうなっているかなど、「はかる」ということをちょっと意識してみましょう。
そのような意識が社会全体の適正計量を保つことにつながります。
みんなで安全・安心な生活環境をつくっていきましょう!