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スーパーなどの商品内容量の検査(商品量目立入検査)


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ページID:0045937 更新日:2024年12月27日更新 印刷ページ表示

計量法第148条第1項に基づき実施するもので、スーパーなどのお肉や魚、総菜などのパック売りについて、表示されたとおりの内容量となっているか立入検査を行います。

 

検査の内容

  1. 検査員(市職員)が直接お店に出向き、売り場のパック売りのお肉や魚、総菜などをいくつか選びます。
  2. 商品のラベルに表示されている内容量を確認します。
  3. トレーやラップ、吸水紙などの内容物以外のもの(「風袋(ふうたい)」といいます。)を除いた内容物そのものの重さを実際に計量します。
  4. ラベルの表示量と実際の内容物の重さを比較し、一定量以上の誤差があった場合は原因の究明と是正の指示を行います。

内容量を記録している画像

 

よくある内容量不足の原因

風袋の重さがしっかり引かれていなかった

トレーやラップなど内容物以外のもののことを「風袋(ふうたい)」といいますが、「内容量」にこの風袋の重さは含めません。
通常お店で商品ラベルを作成する際は、トレーに入れられた状態の商品の重さを量り、そこからトレーの重さを差し引いた重さを「内容量」としています。

ところが下の図のように、内容量「200g」と表示されたお肉を量ってみると実際には「170g」しかなかったというケースがあり、これはラベルを作成する際に、風袋の重さ「30g」がしっかり引かれていなかったことが原因です。

風袋の重さがしっかり引かれていないのを説明する画像

(↑「内容量200g」と書かれていたら当然お肉だけで200g入ってなきゃ納得いかないですよね・・・)

水分の蒸発

青果などは商品棚に陳列後時間が経つと水分が蒸発してしまう(ラップをしていても!)ことがあるため、このような商品で内容量が表示より少なかったという場合があります。

はかりの設置環境についての注意不足

水平でない場所や、エアコンの風や近くに置いてある機械の振動を受けやすい場所では正確な計量ができません。このような場所にはかりを設置して計量を行っていたため、内容量に誤差が生じていたという場合があります。

検査実績・結果

 

検査実績・結果
区分 令和4年度 令和5年度 令和6年度
前期 後期 前期 後期 前期 後期
検査店舗数 15店舗 12店舗 18店舗 12店舗 13店舗 14店舗
検査商品数 701個 535個 814個 533個 661個 685個
不適正商品※数 25個 11個 28個 8個 15個 11個
不適正商品率 3.6% 2.1% 3.4% 1.5% 2.3% 1.6%

※不適正商品…表示量に対し、実際の量が法律で認められた許容誤差の範囲を超えて不足していた商品