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(2003年3月7日)イラク問題の平和的解決について(要請)


本文

ページID:0005004 更新日:2021年7月12日更新 印刷ページ表示

要請文

2003年03月07日

内閣総理大臣

 小泉 純一郎 様

長崎市長 伊藤 一長

 今日、イラクにおける大量破壊兵器の問題は、世界平和を脅かす重大な問題になっています。

 イラクの大量破壊兵器の保有・開発疑惑は、核兵器による被害を体験した被爆都市長崎の市民感情として、決して容認することはできません。

 現在国連においては、イラクへの武力攻撃を前提とする決議案が提出されるなど、極めて危険な状況を招くことが危惧されています。この問題の解決には、まずイラクが国連安全保障理事会決議に基づく査察に全面的に協力し、大量破壊兵器を廃棄することこそが、今、最も求められています。

 日本政府におかれては、憲法の平和主義に沿って、国連の枠組みの中で査察・強化による平和的解決に向け外交努力を尽くされるよう強く要請します。