本文
外海地区については、世界遺産候補「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産と緩衝地帯の保護措置並びに歴史的な建造物、石垣や石積みと角力灘への眺望などの保全を図るため、「大野地区」と「出津・牧野地区」の2地区を景観形成重点地区に指定しています。
今回の主な景観計画の変更は、世界遺産候補の構成資産を教会から集落に変更することに伴い、新たに追加される構成資産や緩衝地帯の保護措置などを設けるため、国の重要文化的景観の選定と合わせて、新たに「赤首地区」と「神浦地区」を景観形成重点地区に追加したものです。
外海地区景観形成基準(PDF形式:985KB) (PDFファイル/985KB)
外海地区景観形成重点地区については、これまで区域が離れていたため、各々で区域指定を行っていましたが、赤首地区と神浦地区の追加により、一体的な区域となることから、区域全体を指定地区名「外海地区」とし、これまでの各地区を「ゾーン」に改めました。
区域については、連担して広がる集落、後背地と眼前に広がる角力灘の海域の一部を含めることで、歴史的景観に厚みを持たせ、地区の景観的価値を高めます。今回新たに「赤首ゾーン」と「神浦ゾーン」の2つのゾーンを追加しました。「大野ゾーン」と「出津・牧野ゾーン」の変更はありません。
建築物の屋根について、原則として「2方向以上の傾斜屋根」と見直しました。
※これまでは、「傾斜屋根」のみ
外海地区景観形成基準(PDF形式 985キロバイト) (PDFファイル/985KB)