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伝統野菜とは、その土地の気候や土壌の環境に合っていて、古くから品種改良されずに栽培されている野菜のことです。栽培に手間がかかるため、生産量が少なく希少ですが、独自の味・香り・風味を持っているのが特徴です。その土地の食文化とも密接に関係していて、長崎の郷土料理には欠かせない存在です。
葉が外開きで、つるつるとした手触りが特徴です。豪華な具材を使う「長崎雑煮」や、「ぶらぶら漬け」に欠かせない野菜の一つです。煮崩れせず、風味も残るのでスープなどにも最適です。
旬 : 12月中旬~1月中旬

柔らかい食感と独特の甘さが特徴です。昔は8月に種をまき、10月に収穫していたことから、「くんちなます」の材料として使われていました。漬物やなます、煮物などに使うのがおすすめです。
旬 : 11月中旬~1月中旬

葉がちりめん状に縮んで細長く、1株1Kgを越える大きさです。たかな類の中で、最も葉が柔らかく、ピリッとした刺激と香り高い味わいが特徴です。漬物にするときは、浅漬けにするのがおすすめです。
旬 : 11月下旬~1月下旬

葉が厚く、シャキシャキとした食感です。風味も豊かで、ちゃんぽんが考案された当時はその具材として使われていました。漬物や、八宝菜などの中華料理に使うのがおすすめです。
旬 : 12月中旬~1月中旬

カブの一種ですが、形が大根に似ていることから、古くからその名で親しまれています。見た目が赤鬼の腕に似ていることから、長崎では節分のときに酢の物にして食べる風習が江戸時代からあります。
旬 : 12月中旬~2月上旬

こどもたちに伝統野菜のおいしさを知ってもらい、「地産地消」への理解を深めるために市内の学校給食の献立に活用しています。また、市農業センターでは小学校の総合学習で、種まきから収穫までを体験する農業体験学習に取り組んでいます。