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久保田樹木医は県樹木医会の一員として、年1回行われる被爆樹木の点検に参加しています。被爆樹木は老木でもあるため、元気だった木が急激に衰えることもあります。そのため、被爆で傷ついた部分の保存処置や健康維持だけでなく、災害対策を行うなど、さまざまな兆候に気をつける必要があります。「被爆してもなお成長し続ける樹木にはいつも感動を覚えます」と語る久保田樹木医。長崎の樹木医は、木の健康を見守るだけでなく、被爆樹木の「生き抜く」という力強いメッセージを未来へ伝え続ける被爆樹木の大切なパートナーでもあります。
複数人の樹木医で樹木の幹回りなどの測定や健康状態、治療が必要かなどについて診察します。
樹木医とは、被爆樹木、天然記念物、一般樹木の診断・治療を行う専門家です。他にも、樹木の保護に関する知識の普及や指導など、自然を守るための樹木に関する活動も行っています。