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長崎市長 殿(または 補助金担当課 御中)いつも長崎市の発展と市民のくらし向上のための市政運営、ありがとうございます。私は、市内で暮らす一市民です。この度、2026年8月22日に長崎スタジアムシティで開催される『トップガン マーヴェリック シネマコンサート』において、長崎市の「くらしの魅力創出事業費補助金」を原資とした「長崎市民半額割引チケット」が販売されました。市民に文化芸術の機会を提供するという趣旨自体は素晴らしいものですが、その販売手法によって早期にイベントを応援し、通常料金で購入した市民が著しい不利益を被る構造になっており、行政の補助金事業のあり方として強い疑問を抱いています。つきましては、以下の問題点について市としての見解を求めるとともに、今後の改善と主催者への指導を要望いたします。1. 公金を原資とした事業における市民間の著しい不公平性当該イベントの開催発表直後、いち早く楽しみに思い、定価(通常料金)でチケットを確保した熱心な市民に対して、後出しの形で「半額」という大幅な割引が適用されました。「既に入手済みのチケットは変更・返金不可」とされているため、早くに応援した市民ほど経済的に大きな損をしています。行政の補助金(市民の税金や寄付金)が投入される事業において、このように「早く買った市民が損をし、様子見をしていた市民だけが得をする」という不公平な逆転現象が起きることは、公金事業として不適切ではないでしょうか。2. 座席未指定販売による不透明さと行政の指導不足について今回の先行販売では購入時に座席指定ができず、直前まで座席位置が分からないシステムです。
【提案理由】
主催者側は「市民割の座席は後方や見えにくい席」と説明していますが、座席位置がブラックボックスである以上、定価で購入した市民にそれに見合う「良席」が確実に割り当てられているか確認する術がありません。もし直前に判明した座席が市民割エリアと大差ないものであった場合、二倍近い金額を支払った市民の納得は得られません。市は補助金を交付するにあたり、既存の購入者に不利益がないか、販売システムの公平性を審査・指導したのでしょうか。
【要望事項】既存購入者への配慮・補償の指導:定価で早期購入した市民に対し、価格差(倍額)に見合う「前方中央などの確実な優遇席」が割り当てられるよう、市から主催者へ強く指導・確認を行ってください。今後の補助金交付要件の厳格化:今後、長崎スタジアムシティ等で行われるイベントに同補助金を交付する際は、最初から市民割の枠組みや条件をオープンにさせるか、早期購入者に相応のインセンティブ(限定特典や座席優先権)を付与することを義務付けるなど、真面目に早く買った市民が馬鹿を見ないためのガイドラインを策定してください。せっかくの素晴らしい施設とイベントが、このような不誠実な運用によって市民の不信感に繋がってしまうのは非常に残念です。市民が公平に恩恵を受けられる、クリーンな市政・補助金事業運営を強く望みます。本意見に対する市としての見解と、今後の改善策についてご回答をお願いいたします。
この度は、長崎市くらしの魅力創出事業費補助金事業に関する市民割引チケット販売についてのご意見をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
「長崎市くらしの魅力創出事業費補助金」に関しましては、企業からの寄付金を活用し、長崎スタジアムシティで開催される演劇やコンサート、スポーツなどのイベントをより多くの長崎市民に楽しんでいただくため、市民割を行うイベント主催者に対して補助を行っているもので、今年度から実施しています。
いただきましたご意見に関する市としての対応は以下の通りでございます。
「1市民割の座席を後から販売したことにより、早期に標準価格で購入した市民の方が損をする構図となる(キャンセルも不可であるため)」という点に関しましては、市としても未然に防止する必要があると考えており、主催者に対する補助要綱第7条第1項ただし書に「一般座席と異なる時期に販売する場合は、その旨を明示し、かつ、市民に不利益が生じることがないようにすること」と規定をしております。
『トップガン マーヴェリック シネマコンサート』に関しましては、一般販売を開始する時点において、ホームページ上に当該補助申請予定であり6月下旬から7月上旬の受付開始と明示されていたものでございます。
しかしながら、ご指摘のとおり、結果として早期に購入された市民の方が経済的な損失を被るような構図となってしまうことは、補助制度の趣旨とそぐわないと認識しております。
このため、市といたしましては主催者に対して・可能な限り一般席と市民割席を同時に販売開始すること、・やむを得ず販売時期がずれる場合は、販売告知の段階から「後から市民割席を販売予定」である旨を大きく、分かりやすく表記すること、・販売スケジュールを事前に市へ報告すること(市民への周知や公平性確保の観点から市が確認を行う)に関して指導を行っていくほか、主催者に対する補助申請の手引きにも明示することといたします。
「2早期購入者も座席指定が出来ず、実態は早期購入者の座席と市民割の座席にあまり差がないのではないか、という疑念が残る」というご意見につきまして、座席指定は主催者が行う部分ではありますが、市としては、早期に購入された方が不利益を被ることがないよう、併せて主催者に指導を行ってまいります。
この度は貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。
いただいたご指摘を踏まえ、イベント主催者、長崎スタジアムシティなど関係機関と連携し、制度の改善に取り組んでまいります。
(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。