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長崎市で毎年開催されております平和祈念式典に関し、非現実的な意見と知りつつもお伝えせずにはおれず、メールをお送りさせていただきました。
市民でもない身の不躾なメールで職員の皆さまのお手を煩わせますこと、お詫び申し上げます。
平和祈念式典では、恒例の式次第として内閣総理大臣を招待し、式辞を依頼しているものと存じております。
しかし、現内閣総理大臣本人、および彼女が任命しいまだにその任にある防衛大臣の言動や実際に推し進めている政策、それらから垣間見える思想を考えますと、現内閣総理大臣を招待し追悼の辞を依頼するということそのものが平和祈念式典の意義に反するのではないかと思えてなりません。
防衛大臣は核や戦争への前向きな関心を隠そうともせず、不用意な発言を繰り返して周辺諸国との緊張をいたずらに高めています。
首相はそんな防衛大臣を懲戒することもなく、また野党や専門家、国民から違憲であると数々の指摘を受けるような、9条を含めた各憲法を軽視し時に無視すらした立法や政策決定を繰り返しています。
日本国憲法は、その成立の経緯からして、「大日本帝国と第二次世界大戦の反省」という性質を強く帯びていると思っております。
しばしば9条に限って語られますが、日本国憲法はその全ての条文に「この国を戦争、末期の無謀な作戦、そして2度の原爆投下に導いた当時の日本の構造そのものへの反省」というコンセプトが通底しているものと考えております。
憲法軽視とは何条であれ「大日本帝国や第二次世界大戦の反省」の軽視であり、その憲法軽視の姿勢を隠しもしない現首相は、もはや戦争への反省と平和の誓いの式典に出席し式辞を述べる資格を全く欠いていると考えざるを得ません。
現実的でない要望とは思いますが、長崎市から首相の式典出席にNoを突きつけることによって、この国の戦後平和主義の一つの象徴・担い手として、「現政権の現在の姿は、国是たる平和主義とは相容れない」という姿勢を公に示してくださることを願ってやみません。
御意見いただき、ありがとうございます。
長崎市では、長崎に原爆が投くだされた8月9日に、原爆犠牲者を慰霊するとともに、世界恒久平和の実現を祈念して被爆地長崎から核兵器廃絶と恒久平和への願いを発信するため、長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典を挙行しています。
本式典は、これまで首相をはじめとする政府関係者や各国駐日大使等に参列いただいており、本市としましては、特定の政治的な立場や主義主張に左右されることなく、「長崎を最後の被爆地に」という長崎市の平和への思いを共有する場と考えています。
そのため、唯一の被爆国である日本の総理に式典へ参列していただくことは重要であると考えております。また、併せて、被爆の実相に直接触れていただくことで、「核兵器の非人道性」について、改めて認識を深めていただきたいと考えており、原爆資料館の視察もお願いしているところです。
どうか御理解くださいますようお願い申し上げます。
(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。