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長崎市へのご意見・ご提案等の紹介


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ページID:0059435 更新日:2025年6月25日更新 印刷ページ表示

【ご意見(要旨)】平和祈念式典への台湾の招請について

年代:不明 受信:2025年 5月

SNSで知ったのですがなぜ北朝鮮を招待し台湾を招待しないのですか?

【回答】 調査課

回答日:2025年6月24日

 ご意見をお寄せいただきありがとうございます。次のとおり回答します。
 長崎市において開催する「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」は、原爆死没者名を奉安し原爆犠牲者を慰霊するとともに、世界恒久平和の実現を祈念して被爆地長崎から核兵器廃絶と恒久平和への願いを発信することを本旨としています。
 この式典には、より多くの各国代表の方々に参列いただき、被爆の実相に直接触れ、世界恒久平和への思いを共有していただくため、平成26年から、原則として、全ての駐日外国公館等の代表に対して招請状を送付しております。しかしながら、その招請にあたって、昨年様々な議論がありました。さらに、現在の国際社会では分断が深刻化している状況にあります。
 これらの状況等を踏まえ、今年、改めて「原爆犠牲者の慰霊」と「世界恒久平和の祈念」という式典の本旨に立ち戻って検討を重ねた結果、すべての国・地域へ招請状等を送付することとしました。
 その対象として、まず、外務省ホームページに掲載されている「駐日外国公館等」の設置国や地域の駐日大使等に対しては、これまでどおり「招請状」を発送します。加えて、今年から新たに、駐日外国公館等はないものの、国連代表部を設置している国に対して、来日の機会に被爆地訪問をお願いするとともに、式典開催の「お知らせ」を送付することとしました。
 台湾については、このいずれの送付先にも含まれておりませんが、これはあくまで招請状等を送付する基準をお示ししたものであり、決して台湾の皆様が式典へ参列できないとしたものではないことをご理解くださるようお願い申し上げます。
 式典主催者としましては、被爆から80年の節目となる今年の式典が、平穏かつ厳粛に挙行できるよう、しっかりと準備してまいります。
【令和7年6月25日追記】
 なお、先日、台湾側から式典への参加を希望する旨の意向が長崎市に示されたことから、現在、出席について検討しているところです。

関係所属

調査課
(連絡先は課のページをご覧ください)

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。