ここから本文です。

自治体が伝えたい地方移住で失敗しないためのポイント。生活や仕事含めて魅力と注意点をご紹介

更新日:2023年7月6日 ページID:038714

06-01
地方移住には大きな魅力やメリットがある一方で、問題点や注意すべきポイントがあるのも事実です。そこで今回は、自治体が伝えたい地方移住での実態について紹介します!地方移住で失敗しないためのポイントもまとめているので、参考にしてくださいね。

生活|地方移住の魅力

06-02
地方移住後には、いったいどのような生活が待っているのか気になりませんか?そこでまずは、生活面から見た地方移住の魅力やデメリットについて紹介します。良い部分だけでなく悪い側面や理由などを知って、地方移住をすべきかどうか判断してください。

豊かな自然のもとで暮らせる

地方移住の魅力として、豊かな自然のもとで生活できるという点が挙げられます。例えば長崎市には、緑豊かな自然が残る「琴海」や、歴史に触れながら田舎体験ができる「外海」などのエリアがあります。海や山といった自然が豊かなので、アウトドア体験などもしやすいです。
毎日自然と触れ合うことで精神が安定した、都会に住んでいた頃よりも規則正しい生活になったなど、さまざまなメリットを感じている人も多いです。豊かな自然に囲まれてゆったりと過ごしたいのなら、地方移住を検討してみてはいかがでしょうか。

人が密集しにくい

人が密集しにくく混雑が避けられるというのも、地方へ移住して住居を構える魅力でしょう。都市部はさまざまな飲食店や商業施設が集まっており、人口もかなり多いです。電車やバスなどの公共交通機関や施設などには人が集まりやすく、混雑している場所がほとんどです。
一方、地方は都会に比べて施設が密集していません。住んでいる人数も少ないです。都会よりも飲食店や商業施設が混雑することはほとんどなく、静かな暮らしが送れるでしょう。

安心して子育てができる

地方移住先で住居を構える魅力として、安心して子育てができるという点も挙げられます。地方は「地域ぐるみで子どもを育てる」という価値観が根強く残っており、子どもだけで遊べる公園や施設も多いです。
また、地方は待機児童が少ないため、保育所や幼稚園の入所で悩むことがグッと減るでしょう。子どもを安心して預けられ、仕事に集中できるというのも大きなメリットです。子どもがいる家庭にとって、子育てのしやすさは移住を決める判断材料になりますよ。
例えば長崎市は、令和2年4月1日時点の待機児童は0人となっています。

新鮮な食材が手に入る

地方へ移住するメリットの一つに、新鮮で美味しい食材が購入できるというものがあります。地方には農業や漁業が盛んな地域が多く、そういった土地では新鮮な食材がリーズナブルな価格で販売されているのです。
例えば、長崎市は海が近くにあるため、都会では販売されていないような珍しい魚を購入できます。安くて美味しい食材は、安心して子どもや家族に食べてもらえるでしょう。食事や食品の質にこだわりたいという人にとって、地方の食材の美味しさは嬉しいメリットだといえます。

災害のリスクを避けられる地域もある

移住する地域によっては、災害のリスクを避けられることもあります。日本は諸外国と比べても地震が多く、特に南海トラフ巨大地震による被害が懸念されているのです。
長崎市ならば、南海トラフ巨大地震による被害をかなり抑えられるといわれています。住居を構えて永住できる場所を探している人や安心して暮らせる地域を求めている人は、長崎市への移住を検討してみてはいかがでしょうか。

スタッフの吉岡さん

地方の生活には魅力がたくさんありますね。長崎市でも移住後に食材の新鮮さや安さにビックリされる方が多いです。また、すぐ近くに自然がありますので、趣味のキャンプを満喫されている方もいらっしゃいますよ。

生活|地方移住の注意点

マイカーが必須になることがある

06-03
移住先が田舎であればあるほどマイカーが必須になるため、注意が必要です。人口が少ない田舎の集落などは、電車やバスといった公共交通機関がほとんど通っていません。普段の買い物や通勤など、生活のためにはマイカーの購入が必要になります。
もし車の免許を持っていない場合、かなり生活に苦労することとなるでしょう。また、移住する地域によっては、駐車場代やガソリン代が高くコストがかかってしまう可能性もあります。地域の交通インフラが整っているか確かめたうえで、移住するかどうか判断してください。

都会に比べて店舗が少ない

地方は都会に比べ、店舗の数が少ないのが実態です。地方でも中心部には店舗や商業施設が揃っていることもありますが、どうしても都会と比べると数は少なくなってしまいます。料理や洋服などにこだわりがある方は、店舗での品揃えや飲食店の選択肢などが狭まってしまい、苦労するかもしれません。
地方の中心部から離れた田舎の場合、店舗や施設の数はさらに減少します。近所にスーパーやコンビニなどがなく、毎日の買い物で大変な思いをするケースもあります。地方移住をするか判断する際は、その土地に施設や店舗があるのかきちんと把握しましょう。

教育の選択肢が狭くなることも

教育の選択肢が狭くなるというのも、地方移住に伴う問題点の一つです。都会には公立校はもちろん私立の学校も多く、多様な選択肢の中から通わせる学校を選べます。しかし地方は学校の数が少なく、そもそも選択肢がないことが多いのです。
また、子どもの習い事の選択肢が限られてしまうというデメリットもあります。都会には多種多様な習い事が揃っていますが、地方では一般的な習い事しかないケースが多いです。珍しい習い事をさせたい、充実した教育を受けさせたいという人にとって、物足りなさを感じるでしょう。

人間関係が密接になる可能性がある

人間関係が密接になるというのも、地方移住に伴うデメリットの一つだといえるでしょう。都会は積極的に周りと関係を持とうとしませんが、田舎では人同士の付き合いを重要視する傾向があります。
気の合う友人ができやすいという魅力もありますが、プライベートに干渉されて苦労する…というケースも珍しくありません。密な人間関係が得意ではないのなら、地方移住をするべきか今一度判断し直してみてください。

仕事|地方移住の魅力

06-04
仕事の面で見ると、地方移住にはどのような魅力やデメリットがあるのでしょうか。こちらでは、地方移住での仕事の変化や実態、問題点などについて詳しく解説していきます。

通勤のストレスが減る

通勤時のストレスが軽減できるというのは、地方移住の大きなメリットです。都会では通勤に時間がかかったり、満員電車に乗らざるを得なかったりと、出社までにかなりのストレスがかかります。
しかし、地方であれば通勤時間を大幅に短縮できますし、都市部のような満員電車もほとんどありません。さらに車通勤を許可している企業も多いため、ストレスは大幅に改善されるでしょう。

スキルや経験が重宝されることがある

就職する企業によっては、スキルや経験が重宝されることもあります。都会は地方よりも大企業が多いため、どうしても専門的な知識を持った人材は流出してしまいます。
そのため特別な経験や専門的な知識を持っていれば、貴重な人材として重宝されることがあるのです。ただし中には学歴や成果、スキルなどはほとんど重視しないという企業もありますので、事前に確認しましょう。

雇用の競争率が低め

都会よりも雇用の競争率が低めなことも、地方で仕事をするメリットの一つです。地方は人口が少ないため、募集人数に対して応募者がこないことが理由として挙げられます。ただし、中には競争率が高い地域もありますので、こちらも事前の確認が必須です。

仕事|地方移住をするときの注意点

キャリアアップが難しくなることも

06-05
地方移住をする際の注意点として、キャリアアップが難しくなることが挙げられます。都会では個人の成果が評価されますが、地方には出世基準が年功序列である企業が多いことが理由です。全ての企業がこういった考え方を持っているとは限りませんが、移住の前にしっかりと確認しましょう。

収入が少なくなることがある

収入が少なくなるケースが多いというのも、地方移住に伴う注意点の一つでしょう。地方企業は都会の大企業に比べ、給料が低めに設定されています。全く同じような職種や仕事内容であっても、都会ほどの収入は見込めないと考えられます。

転職先の選択肢が少ない

また、転職先の選択肢が限られる点も注意点として挙げられます。地方は企業の数が少ないため、移住後に転職をしようと考えても、なかなか良い条件の会社が見つからないのです。その地方にどんな企業があるのか、事前にチェックしておきましょう。

地方移住を決める前に意識すべき点

一人で地方移住を決めない

06-06
地方移住を決める前には、事前にパートナーや家族と話し合うことが大切です。一人で「この地域に移住する」と勝手に決めてしまうと、家族間のトラブルに繋がりかねません。移住をするかしないかという点も含めて、きちんと話し合いの場を設けましょう。

メリット・デメリットを考えないのはNG

地方移住でのメリット・デメリットを考えずに移住を決めるのもNGです。地方での暮らしには便利な点や魅力的なところもありますが、一方で問題点も多数あります。どんな暮らしになるのかイメージするためにも、きちんとメリット・デメリットは把握してください。

スタッフの森さん

地方の移住が想像と違ったと後悔してしまう方もいるため、ちゃんと調べて周りと相談してから決めましょう!

地方移住で失敗しないためのポイント

自治体によるサポートを受ける

06-07
地方移住で失敗したくないのなら、自治体のサポートを受けましょう。近年若い世代や移住者を呼び込むため、さまざまな支援を行う自治体が増えてきています。例えば長崎市には、転職のサポートを行う「ながさき移住ウェルカムプラザ」や子育て世代に補助金を支給する「長崎市子育て世帯ウェルカム補助金」という制度があります。
それ以外にも、東京23区に住んでいた、または通勤していた方を対象とする「移住支援補助金」なども用意されていますよ。移住したい自治体の情報をチェックして、活用できそうな支援がないか確認してみてください。

こそだてせたいうぇるかむほじょきんはこちら(新しいウィンドウで開きます)

いじゅうしえんほじょきんはこちら(新しいウィンドウで開きます)

地方移住したい理由を明確にする

地方移住をしようと考えているのなら、事前に理由を明確にしておきましょう。目的がなく「なんとなく」という曖昧な理由で地方移住を決めてしまうのは、失敗や後悔を招く原因になります。
移住する目的や理由を明確にすれば、あなたが移住先に求める条件や暮らし方などが見えてきます。事前に地方移住の目的を定めておき、どんな生活がしたいのかはっきりさせておきましょう。

魅力や注意点を参考にしながら地方移住について考えてみましょう!

地方移住にはさまざまな魅力がある一方、注意しなくてはいけないデメリットなども存在しています。地方の良いところばかり見て移住を決めてしまうのは、失敗の原因になるため避けましょう。
地域へ移住する前には、その地方や田舎ならではの生活や仕事などをしっかりと抑えておく必要があります。今回紹介した地方移住の実態や移住で失敗しないためのポイントを参考にしながら、地方移住をするべきか判断してください。

お問い合わせ先

企画政策部 長崎創生推進室 

電話番号:095-829-1249

ファックス番号:095-829-1262

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

アンケート

アンケート

より良いホームページにするために、ご意見をお聞かせください。コメントを書く

観光案内

平和・原爆

国際情報

「長崎市移住(Uターン・Iターン ながさき人になろう)」の分類

ページトップへ