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リチウムイオン電池関連火災とは、リチウムイオン電池を搭載した製品(差込みプラグと器具コードを除く)から出火した火災のことをいいます。
長崎市消防局管内でも、モバイルバッテリー等のリチウムイオン電池が原因とみられる火災が発生しています。
次の動画は、独立行政法人 製品評価技術基盤機構(nite)が公開している動画です。
1「リコール製品のモバイルバッテリーから発火」<外部リンク>
2 「損傷したバッテリーが破裂」<外部リンク>
3 「高温下の放置して発火」<外部リンク>
このほか、↓総務省消防庁の「消防庁動画チャンネル」にもリチウムイオン電池関連火災の動画がありますのでご参照ください。
リチウムイオン蓄電池の燃焼実験<外部リンク>
リチウムイオン蓄電池の消火実験<外部リンク>
主な原因としては、以下のとおりです。
・リチウムイオン電池が強い衝撃により破損し、内部で短絡を起こして出火
・リチウムイオン電池を長期間にわたり充電し、過充電になり出火
・リチウムイオン電池が膨らんでいることに気づいていたが、そのまま充電して出火
・ 熱のこもりやすい場所で使用している
・ 膨らみ、変形している
・ 過去に落下させたことがある
・ 充電中や使用中に発熱することがある
・ 充電できないなどの不具合がある
【事例1】車内の充電中モバイルバッテリーから出火
屋内駐車場に駐車中の普通乗用車車内で携帯電話を充電中のモバイルバッテリーから出火した。
【事例2】リュックサックの中のモバイルバッテリーが出火
リュックサックの中に収納していたモバイルバッテリーから出火した。
□ 製品本体に強い衝撃を与えない、持ち運ぶ際は衝撃を生じさせない。
□ 高温となる場所に長時間放置しない。
□ 決められた充電方法に従う。
□ 膨らんでいる・熱くなっているなどを感じたら使用しない。
□ 充電コネクタ部が変形したまま充電しない。
↓その他詳細は,「独立行政法人 製品評価技術基盤機構nite」ホームページをご確認ください。
モバイルバッテリー「1.リコール製品のモバイルバッテリーから発火」のホームページ<外部リンク>
いろいろな電化製品に使用されている充電池(リチウムイオン電池、モバイルバッテリーなど)は捨て方を間違えると大きな火災に繋がる恐れがあります。
ごみ袋に入れてごみステーションに出すことは絶対にしないでください。
長崎市では令和7年7月1日から充電池の拠点回収を実施しています。発火事故を防ぐためにも拠点回収場所への持参をお願いいたします。
詳しい処理方法は、以下の長崎市環境部資源循環課ウェブサイト(下記URL)を確認してください。