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身近に危険ながけはありませんか


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ページID:0005990 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

危険ながけとは

近頃ニュースで耳にすることが多くなったがけ崩れですが、長崎市内でも大雨の影響等で、宅地のがけに被害が出ている現状です。
また、がけ崩れが発生しやすいがけには変状が見られます。開発指導係では、日々の業務において石積みのずれ、ひび割れと擁壁の傾きや折れ等の変状をチェックしていて、特に変状が大きいがけを「危険ながけ」と位置づけています。
変状

なぜがけ崩れは発生するのか

宅地のがけで多く見られるのが石積みによるがけです。石積みの裏には土砂があり、その土砂を石積みにより支えていますが、過度な土圧(裏から土砂が押す力)がかかった時にがけ崩れが起きます。大雨が降った時には、裏の土砂に水がたまり、飽和状態を超えてしまうと、より強い土圧がかかり、がけ崩れが起きる原因となります。雨が降り終わった後でも、飽和状態は続いているため、継続して注意しておくことが大事です。
がけ崩れ
参考資料

古い石垣が危ない!?斜面地の宅地の安全管理(PDFファイル/437KB)

古い石垣が危ない!?危ない『がけ』はありませんか?(PDFファイル/1.05MB)

変状の確認方法

がけに変状があっても自分でどう確認していいか分からない、、、という方もいらっしゃると思います。そこで、誰でも簡単にチェックできる方法として、国土交通省発行の宅地擁壁老朽化判定マニュアル(案)、我が家の擁壁チェックシート(案)があります。注意点としては、明確に崩壊の判断基準を示したものではなく、あくまで参考資料として扱うため、点数が低いがけにおいても突然崩壊する可能性はありますので、少しでも身の危険を感じた場合は、早急に避難することを推奨いたします。

宅地擁壁老朽化判定マニュアル(案)<外部リンク>

我が家の擁壁チェックシート(案)<外部リンク>

対策工事

がけの工事には、崩れる前に行う予防工事、崩壊後に行う復旧工事に分かれ、どちらの場合でもある程度の費用がかかります。長崎市において工事費用の一部を負担する「長崎市宅地のがけ災害対策費補助金制度」を平成27年4月1日(令和2年4月1日より予防工事も対象に追加)より運用しています。がけの高さやがけの変状の大きさ等の条件はありますが、条件を満たした場合、直接工事費の3分の1を補助金により補うことが可能です。年度での予算になり、無くなり次第終了となりますが、事前に開発指導係まで相談していただき、1つでも多く危険ながけを無くしていきましょう。

長崎市宅地のがけ災害対策費補助金制度

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