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令和6年度は 合計4,944,000円 のご寄附をいただき、地域団体主体の6プロジェクトを実施しました!
中新町で展開している空き地活用市民交流型農園「さかのうえん」について、新たな拠点として「さかのうえん中新町ザ・ビュー」を開園するための整備を実施するとともに、さかのうえんで重点的に取り組んでいる「長崎伝統野菜」について、Vi、ユニホーム、ポスターを作成し市民の認知拡大を図りました。
新たな農園整備等によりボランティアやイベント参加者など約100人が関わるなど関係人口の増加をはじめ、空き地となっていた土地が市民農園として整備され景観が向上したこと、また、市民が訪れることで治安維持の一助となれたことなど、さまざまな成果がありました。
今後は、作成した広報物を活用し、新たな農園の利用者獲得や伝統野菜の周知拡大に取り組んでいきます。
茂木町の中心部に位置し、地域の宝である弁天山の入口にある石段が倒壊し、山林の荒廃が進んでいることから、地域住民で山頂付近の里山整備を進めるとともに弁天山入口の石段の修繕を行いました。
石段を修繕したことで、以前のように山に入ることができるようになったこと、また、里山整備に地域住民で取り組むことで、弁天山を地域住民の憩いの場へ戻す取り組みの第一歩となりました。
今後、長崎県が令和7年度から予定している弁天山の治山工事(完成は令和10年度以降の見込み)に合わせ、長期的には地域の方や茂木を訪れる方が茂木の美しい景色を眺めながら憩い、イベントなどを楽しむことができ、津波発生時には避難場所にもなる広場を整備することを目指ざします。
地域の歴史・文化遺産であるペーロンの保存・維持と参加者の安全意識向上を目的として、ペーロン倉庫の清掃活動と救命胴衣の着用確認・講習会を実施しました。その成果としてペーロンの保管環境の改善や参加者の安全意識の向上、また、地域コミュニティの活性化が図られました。
今後も、若年層へのペーロン文化の継承活動を行うとともに、定期的な清掃活動や安全講習会を実施することにより、ペーロン文化の伝承やペーロンの維持管理と安全対策に努めます。
長崎市が誇れる日本発の蒸気機関の炭坑として近代化産業革命遺産となった史跡や、360度オーシャンビューで知られている島の山頂に在る展望台までも訪れてもらい、島の魅力を満喫してもらうことを目的として観光客用の電動アシスト付き自転車を導入しました。
観光客の方にこの自転車をご利用いただくことで、利便性の向上はもとより、散策いただいて島の魅力をSNS等で発信いただくことで島の観光PRになり、交流人口の増加に繋がることを期待します。
小浦船津公園と大浜公園にイルミネーションを設置しました。小浦船津公園には縦2メートル横20メートルの規模でいろいろなイルミネーションを設置し、子ども達からもイルミネーションの素材を募集し設置しました。
令和5年度に初めての試みとして、小江原近隣公園でイルミネーション設置事業を実施し、夜間照明など防犯・防災にも大きな成果が見られたことから、別地域でも実施することにより世代間を超えた交流の場が広がれば、顔なじみが増え、まちづくりのためのアイディアもたくさん集まってくると確信したことによりこの事業を実施しました。
町内に数カ所設置することにより、町民が自身の住居に近い事業となったことから子どもから高齢者まで身近で参加しやすい事業となり、また、設置、点灯式、撤去などに参加していただくことで、「まちづくり」を自分事として体感していただけました。