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新型コロナ感染症による自粛要請で地域の行事も中止となり、家の中で過ごすことが多くなっていると思いますが、そのような中、「新しい生活様式」を守りながら、式見地区ふれあいセンターで「式見いきいきタイム」が開催されました。第1部は桜井すずめさんによるミニコンサート、第2部はお手玉の会の皆さんによるレクレーションが行われました。感染症対策のため30名の参加者と限定されたイベントでしたが、参加した皆さん久しぶりに体を動かし、充実した時間を過ごしました。
令和2年5月30日(土曜日)、31日(日曜日)の2日間、式見地区コミュニティ連絡協議会主催による式見ホタル鑑賞会が開催されました。例年、地元の新鮮な大根やきゅうりなどの野菜釣り、綿菓子コーナーやヨーヨー釣りが行われますが、本年は新型コロナ感染症対策のため、鑑賞会のみの開催となりました。夕暮れ時、式見川川辺の会場に竹灯籠が灯され、暗くなるにつれて、川にはたくさんのホタルが飛び交い、次第に増えていくホタルの光に初夏の訪れを感じました。
令和2年3月17日(火曜日)、今年度で73年間の歴史を閉じる式見中学校の「惜別の会」が開催されました。当初は盛大に「閉校記念式典」を開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症対策のためやむなく延期し、中学校の卒業式当日に最小限の出席者で会を開催しました。生徒代表のことばでは、全生徒10名が地域住民といっしょに取り組んだ式見くんち、ふるさと祭り、料理教室等のさまざまなイベントを通じて地域と関わりの大切さを学んで絆を深めることができたこと、今後地域に対して何ができるかを考えていきたいなどの発表がありました。また、校門付近に建立された記念碑の除幕式も開催され、地域の方々が見守る中、全生徒がいっしょに紅白のロープを引いて完成を祝いました。
令和2年2月22日(土曜日)、式見地区ふれあいセンターと老人憩いの家式見荘で防災訓練が開催されました。住民の防火・防災意識の向上および応急手当の普及を図ろうと市北消防署と防災危機管理室の協力を得て、式見地区連合自治会が主催したものです。まず、毛布と物干し竿を使った簡易担架のつくり方を体験した後、心臓に電気ショックを与えて正常なリズムを戻すAEDの使用方法や人形を使った心臓マッサージによる救命体験、消火器や消防ホースの実演による初期消火体験など消防署員の指導を受けながら行いました。参加者は日頃からの災害、救命への備えの大切さを改めて学びました。
令和2年1月25日(土曜日)、式見地区ふれあいセンターで式見地区コミュニティ連絡協議会が生ごみの減量化とリサイクルに取り組んでいる生ごみシェイパーズ長崎を講師として招いて、ぼかしづくり体験会を開催しました。ぼかしとは米ぬかやもみがらに乳酸菌などの有用微生物を増殖させたもので、生ごみに混ぜると分解が促進され有機肥料として活用できます。参加者の多くがぼかしの話を聞くことが初めてで、講義では熱心にメモを取り、実演では講師に質問をしながら協力してぼかしづくりを学びました。
令和2年1月7日(火曜日)、長崎市消防団式見地区本部による式見地区消防出初式が開催されました。式見地区では新春恒例行事として、長崎市民会館での市消防出初式終了後に消防団や婦人防火クラブ等が地元に戻って再度出初式を行っています。最初に、老人憩いの家式見荘前の道路で地域の方々や式見保育園園児が見守る中、消防団第26分団、第27分団、婦人防火クラブが順番に分列行進を行いました。その後、式見漁港埋立地で消防団が消防車による海上への一斉放水を行って、団員の士気を高めるとともに地域住民へ防火・防災の意識向上を呼び掛けました。
令和2年1月4日(土曜日)、四杖町田舎地区で「おんのべー」と呼ばれる鬼火焚きが開催されました。田舎地区の有志が地域を盛り上げようと約10年ぶりに復活させました。竹や木で作った高さ約10メートルのやぐらにお正月の門松やしめ縄を入れ、こどもたちが点火しました。参加者は勢いよく燃え上がっていく火を見ながら、地域のことし一年の無病息災を祈願しました。