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OTAKUSAプロジェクト実行委員会
一般社団法人プラスアイエヌジー
令和4年6月2日
出島表門橋公園(江戸町8-1)
長崎市の市花である「紫陽花」は別名「おたくさ」といい、その花言葉は「辛抱強い愛」である。
これは、ドイツ人博物学者シーボルトが、日本から持ち帰った紫陽花に最愛の女性であるお滝さんの名前にちなんで「おたくさ」と学名をつけて世界に紹介し、『離れても強く想いを寄せている』ことから「辛抱強い愛」の花言葉が誕生したとされている。
そこで本事業では、自分の両親やその家族、恋人や大切な人、ひいては長崎に対して「離れても強い想いを持ってもらう」ことを目的として、観光客や市民の方々に四季折々の花々で楽しんでもらえる空間をつくり、さらには長崎の歴史や文化に深く関わるものと組み合わせることで、長崎を再発見するイベント「OTAKUSAまつり⁺」を開催するもの。
園内に並べた「おたくさ」を手に取り、長崎にいつもある日常の風景の中で家族や恋人との撮影会を行うなど、長崎の四季を感じる風景をつくり、ふるさと長崎の良さを改めて体感してもらう。
長崎市民が長崎市の日常の魅力を発信することで魅力の再発見につながり、シビックプライドの醸成が図られる。
また、雨の日でも四季折々の花を楽しんでもらえる空間をつくることで、地域の活性化が図られるとともに、通年型観光の推進が図られ、交流人口の拡大が期待できる。