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(2013年2月1日)朝鮮民主主義人民共和国の核実験実施予告について(抗議)


本文

ページID:0004959 更新日:2021年7月12日更新 印刷ページ表示

抗議文

2013年02月01日

朝鮮民主主義人民共和国

国防委員会第一委員長

 金 正恩 閣下

長崎市長 田上 富久

長崎市議会議長 板坂 博之

 貴国が、昨年12月に実施した事実上の長距離弾道ミサイルに対する国連安全保障理事会の制裁強化決議に対抗し、「より高い水準の核実験」の実施を明言したとの報道に接しました。

 貴国のミサイル発射実験に引き続き、核実験を実施しようとする行為は、北東アジアの緊張を高め、国際社会を挑発するものであり、被爆地として憤りを禁じ得ません。

 長崎市は、68年前の原子爆弾による未曾有の惨禍の経験から、核兵器の廃絶の実現を訴えてまいりました。貴国が、核兵器保有国であることを国際社会に対して既成事実として認めさせ、外交手段とする行為は、核兵器廃絶を願ってきた被爆者の感情を踏みにじるものであり、被爆地として断じて許すことができません。

 ここに貴国に対し、被爆地の市民を代表して、核実験の計画に対して厳重に抗議し、核兵器保有につながる実験を、今後一切行わないように強く求めます。