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漏水調査の取り組み


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ページID:0002333 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

漏水調査への取り組み

1 漏水防止対策

上下水道局では市民生活に必要不可欠な水道水の安定した給水を確保し、水道事業経営の効率化を図るための重要な施策として、漏水防止対策を行っています。
漏水防止対策は、経済的な損失ばかりでなく給水不良や水質汚染と漏水によりもたらされる二次災害(道路の沈下、陥没等)の発生を未然に防ぐ有効な手段です。

2 漏水調査作業内容

給水区域内を配水管路延長2キロメートル前後の小ブロックに分割し、深夜の最小流量を測定することで漏水の有無の判定を行い、漏水がある場合は戸別音調と管路音調で漏水個所を発見して修繕を行っています。

 調査手順

  1. 漏水防止作業に先立ち、図面より施設概要を把握し、現場作業をする上での必要データや図面を作成します。他に、作業工程表等の計画と作成も行います。 
  2. 調査区域の配管図と現場状況のチェックを行い、作業をスムーズに進行させるため、施設状況・交通量・地域性・重要埋設物の有無等を把握します。 
  3. 漏水量測定を行う区画で、受水槽のあるビルと飲食店やクリーニング店等濁り水の注意の必要な所や、夜間使用水のある工場等、事前に了解を得ます。 
  4. 交通誘導などの安全管理に留意し、事故防止に万全を期しながら調査を実施します。 

3 調査風景

水道管が埋設されている管路上を歩行しながら、路面上に伝播している漏水音を漏水探知機を用いて探知する作業。

調査風景1 調査風景2

電磁流量計を使用して使用水量が少ない深夜の時間帯(水使用の空き時間)を選び、区画内に存在する漏水量を把握する作業。

測定1 測定2

夜間測定を行う場合、区画内の高架水槽・受水槽があるビルと操作バルブ周辺の住民の方々へ測定案内のチラシを配布しています。
やむを得ず赤水が出ることもありますのでご注意ください。