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伊王島灯台旧吏員退息所


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ページID:0001149 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

伊王島灯台旧吏員退息所

(いおうじまとうだいきゅうりいんたいそくしょ)

県指定有形文化財

伊王島灯台旧吏員退息所

指定年月日 昭和57年7月22日

所在地 長崎市伊王島町1丁目

伊王島灯台は、品川台場・観音崎(かんのんざき)・野島崎(のじまざき)などとともに建設された日本最初の近代的洋風灯台の一つで、明治3年(1870)6月に完成した。当初の灯台は鉄骨造であったが昭和29年(1954)に解体され、現在は土台基礎石を残すのみとなっている。
灯台に付属する吏員退息所は俗に官舎とも呼ばれ、設計者は灯台と同じ明治政府のお雇い外国人R・H・ブラントンで、明治10年(1877)に完成した。建物は明治初期の洋風建造物で、平屋建て桟瓦葺き、壁体は日本最古の無筋コンクリート造である。使用されたセメントは舶来品と思われるが、当時は貴重品で石灰などが混入された形跡がある。砂と砂利は付近の海岸から調達したといわれる。

備考

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バス「灯台下」下車徒歩5分

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