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長崎の夜景についてのご意見があります。
昨年12月に北九州で夜景サミットの開催があり北九州市・横浜市・長崎市の順番で長崎市は3位で新日本三大夜景の認定を受けたのはご存知と思います。
前回も長崎市は3位だったようですが個人的にはいう三大夜景から陥落するかヒヤヒヤしています。
100年に一度の変革期により長崎駅周辺の再開発やスタジアムシティーの開業に湧いてますが、目を向ければ郊外や長崎市は斜面地も多く山間部の方は空き家や過疎化で夜になると電気も消え以前のような綺麗な夜景も少しずつ失われているように思います。
世界的にも長崎市の夜景は有名で国内外の観光客も多く訪れているのに長崎の1000万ドル夜景を取り戻すようになにか対策など取っているんですか?
ご意見いただきました、「日本新三大夜景について今後選出されないのではないか。」、「斜面地などの空き家の増加で光源が失われ、夜景の魅力が損なわれるのではないか」とのご意見につきましてご回答いたします。
1点目の「日本新三大夜景について今後選出されないのではないか。」とのご懸念についてですが、長崎市では環長崎港夜間景観向上基本計画に基づき、夜間整備事業として、ランドマークとなる施設(民間施設を含む)のライトアップなどを行っています。また、令和3年度には観光庁の補助事業を活用し、宿泊施設の高付加価値化として、夜景関連の改修支援を行うなどの取り組みなどを行っており、これらの夜景に関する取り組みが評価され昨年度の日本新三大夜景の再認定(4連続4度目)や世界新三大夜景の認定につながったものと考えております。その他にも、昨年度は長崎市において、「名月サミット」を誘致開催しており、長崎の新たな夜景の魅力発見につながる取り組みも行っているところです。今後は、名月鑑賞地を中心とした周遊コースの作成を行い、作成したコースは、長崎市総合観光サイト「travel nagasaki」で公開し、訪問客への周遊促進に努めていきたいと考えています。
次に2点目の「斜面地などの空き家の増加で光源が失われ、夜景の魅力が損なわれるのではないか」についてですが、斜面市街地の夜景景観の施策としては、前述の環長崎港夜間景観向上基本計画において、空き家空き地による灯りの減少が課題となっていることから、「長崎らしい街路照明の整備、アクセントとなる街路照明整備、ランドマークのライトアップ」に取り組む方針としています。
引き続き、長崎市の夜景の魅力向上及び維持に努めてまいります。
(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。