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病院で働いています。長崎大学やみなとメディカルが病床数を減らしているニュースがありますが、自分の病院でも看護師不足で病棟が減り、患者さんを入院させる事ができず紹介や救急要請もお断りせざるおえない状況です。救急隊の方も受け入れてくれる病院を探すの大変そうです。患者さんも病院たらい回しでかわいそうです。
まず、看護師の給料を全ての病院で上げて下さい。医者がいても看護師がいないと病院はまわりません。
あと、夜間に一時的に急患を全て受け入れてくれる病院を作って下さい。一旦検査や処置をして各病院に転院させてはどうでしょうか?内科、外科、小児科が診てもらえれば十分です。輪番制度もありますが入院できるベッドがないので何件もお断りしている状況ですし、看護師不足でマンパワーもありません。
日頃より患者さんのために尽力されている皆様の温かい心と献身的な働きに心から感謝申し上げます。
まず、病床数の削減につきましては、長崎医療圏は既に手術件数は2020年がピークとなっており、病床数についても高度急性期・急性期病床と慢性期病床は、医療需要(必要数)に対して、過剰な状況となっているため、国・県においても、医療圏での病床の適正化を進めているところです。
そうした中、長崎みなとメディカルセンターにおいては、決して医療の提供を縮小するということではなく、今後の医療需要の変化等を見据え持続可能な医療を提供していくために、病床数の検討を令和7年度中に行う予定としています。
次に、救急患者の受入れに係る医療提供体制につきましては、近年、救急搬送の増加や医療スタッフへの負担増、軽症者の救急車要請など様々な課題があることから、現在、長崎市では、各医療機関の救急現場に携わるスタッフを含めた皆さんとともに、それらの課題解決に向け議論を進めているところです。
また、看護師の給与につきましては一般的な給与水準や経済状況、経営状況など各医療機関の方針により決定されるもので、市として関与できかねますが、国に対して、看護職員の処遇改善、人材確保のための施策を引き続き実施するとともに財政的支援を行うよう、引き続き要望していきます。
加えて、市内の病院における看護師確保については重要な課題と認識しており、長崎市においても、質の高い看護師や准看護師の安定的な確保を目的として、病院や看護学校への補助事業等を行っているところです。
今後も不足が見込まれる労働力を補いつつ、持続可能な医療提供体制の維持に努めてまいります。
(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。