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長崎市へのご意見・ご提案等の紹介


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ページID:0054309 更新日:2025年4月22日更新 印刷ページ表示

【ご意見(要旨)】長崎市2ヶ所目の道の駅設立について

年代:40代 受信:2025年 4月

本年度3月末をもって、地元の手熊小学校が閉校となります。その後の校舎や施設整備への提案として、長崎市における2ヶ所目の道の駅「てぐま」の設立はいかがでしょうか?道の駅は、道路利用者の利便性を図る施設でもあり、手熊地区は、外海まで50分程、長崎駅25分程のアクセス県内であり、市内へ仕事に出社する通勤路として多くのアクセスがあります。しかしなから、過疎化する地元には、コンビニ等もなく若者の流出も多く地域の高齢化が進んでいます。地域の物産や農産物、観光資源としては、白浜海水浴場・ベネックス総合運動公園・あぐりの丘、登山(岩屋山・舞岳)などがあります。廃校利用の一案としてご検討下さい。

【回答】 水産農林政策課 資産経営課

回答日:2025年4月22日

 この度はご意見をいただき誠にありがとうございました。
 道の駅につきましては、地域の農産物等の直売所のイメージが強くありますが、国土交通省への申請・登録で開設される道路利用者のための休憩施設で、ご提案にもあるとおり、道路利用者への安全で快適な道路交通環境の提供と地域の振興への寄与を目的にしています。このなかで、道路利用者のための24時間、無料で利用できる駐車場・トイレなどの「休憩機能」、道路利用者や地域のための道路情報、地域の観光情報、緊急利用情報等のなどの「情報発信機能」、そして「道の駅」をきっかけに活力ある地域づくりを行うための「地域の連携機能」として、直売所に限らず、文化教養、観光レクリエーション施設などのような3つの機能を基本コンセプトとしています。
 このため、道の駅には、多くの道路利用者があることが重要で、加えて、道路利用者の需要に合った地域における豊富で魅力ある地域情報と、直売所であれば、地元産品、それを生産・提供する農業者等の存在が必要不可欠となります。
 ご提案の手熊小学校をみますと、3つの機能を発揮させることにおいて、まず、国道202号線沿いから外れた所にあり、道の駅を設置するには、不利な環境にあると考えられます。また、一般的に直売所の農産物は、農業者自身が直接納品し、売れ残った場合は、農業者に返品され、持って帰る仕組みとなっています。このため、農業者にも売れ残りのリスクが伴うなかで、近年は、住宅付近のスーパーやコンビニでも同様の販売がなされ、農業者はそちらへの納品も選択肢となり、今ある他の道の駅の直売所では、その競合のなかで、農産物等の集荷や経営が厳しくなっていることが現状です。
 こうした道の駅としての立地や直売所の経営的な現況からみて、手熊小学校跡地での道の駅の開設は難しいと考えます。
 また、手熊小学校に限らず、廃校施設など、行政目的がなくなった財産については、まずは他の行政目的での利活用を検討し、行政目的での利活用がない場合には、売却を基本とした民間での活用を図っているところです。
 廃校施設のような規模が大きい財産の利活用に当たっては、地域の皆様のご意見を踏まえつつ、民間事業者の意向の確認等も行いながら、積極的に財産の利活用を図ってまいりたいと考えております。

関係所属

(連絡先は課のページをご覧ください)
水産農林政策課
095-820-6562
資産経営課
095-829-1127

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。