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長崎市立「南小中学校」は昨年3月に廃校となりましたが、廃校施設の活用方法については長崎市&地元自治体で検討を進めていることと思います。
これは同校卒業生の私にとっても大変気掛かりな案件であり、地元同級生とも意見交換をしていますが、アイデアを煮詰めて具体化するには、現実面(同校の交通環境・利便性・投資費用・地元の経済的負担 等)を考えると、かなりハードルが高い状況であると理解しています。
文部科学省のHPには全国の廃校活用事例等が掲載されていますが、本校にも適用できそうな実施事例は多くありません。
しかしながら同HPには全国の各市・町・村が企業や団体向けに廃校活用を募集するサイトがあり、現在371校の情報が紹介されています。(令和7年3月1日時点)
【文部科学省~みんなの廃校プロジェクト~ ホームページ】
★残念ながら長崎市の廃校情報は、ひとつも掲載されていませんでした。
つきましては以下、長崎市へのお願いです。
1.南小中学校の廃校情報を文部科学省の同HPに掲載して、「廃校活用の募集」を各企業や団体等にアピールしていただきたくお願い致します。
2.文部科学省に情報掲載を申請するには、同省の指定様式で18項目の情報が必要となっていますが、不利な立地条件(交通手段・利便性)をカバー出来るほどのプラス面をアピールポイントにして頂ければ嬉しいです。
・・・地元関係者との意見交換をお願いします。
*豊かな自然、風光明媚(橘湾・雲仙・島原半島・天草を臨む)、閑静、長崎特産の枇杷やミカン類の栽培地、立派な昇降式プール設備、など?
*ご参考までに、記載すべき主な項目をいくつか列記します。
・土地面積、構造・竣工年・建築面積・延床面積・階数、募集内容、貸与・譲渡条件、外観写真、配置図、等々
以上、長崎市&地元の大切な資産を早期に有意義に活用いただくための促進活動として、全力でお取組み頂きたく、お願申し上げます。
廃校施設など、行政目的がなくなった財産については、まずは他の行政目的での利活用を検討し、行政目的での利活用がない場合には、地域振興の観点を踏まえ、売却を基本とした民間での活用を図っているところです。
廃校施設のような規模が大きい財産の利活用に当たっては、地域の皆様のご意見を踏まえつつ、民間事業者のアイデアを募ることが効果的であると考えておりますので、旧南小中学校につきましても、ご意見をいただいた「みんなの廃校プロジェクト(文部科学省)」などにより情報発信するとともに、民間事業者の意向の確認等も行いながら、積極的に財産の利活用を図ってまいりたいと考えております。
この度は貴重なご意見をいただき誠にありがとうございました。
(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。