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子どもが長崎市の小学校へ通っていますが育友会の入会が強制的です。育友会の説明の時に任意ではありますが、100%入会を目指しています。と話があるものの、入会の提出は育友会の説明があった帰りに提出して帰るように言われ強制的です。
執行部を2年間務めると子どもの2人目からの役員は免除になるようですが、執行部の集まりも毎月のようにあったり休みの日や夜も遅くまで話し合いがあり、行事の参加もあるようで小さい子どもがいたりひとり親だったり、仕事が忙しい方などなかなか執行部をできない方も多くいるのが現状です。
また、役員も子ども1人につき一回しなければいけないので兄弟がいる分その回数しなければなりません。さらにひと学年が少ないところは2巡目も回ってきます。
役員はクラスの仕事と専門部の仕事の二つをしなければいけないですし、夜に引き継ぎがあったり、休みの日や夜に子どもを家に置いてやることが子どもの為なのかとても疑問に思います。先生方の負担もあるように感じます。
共働き家庭も多い中で皆さん仕事の休みを取ったり、とても苦労しています。
この役員とは別に母の会や地域の子ども会役員もあります。
どれも会長になると代表の集まりもあったりととても大変と聞きました。
なぜ家庭や仕事を休んだりと犠牲にしてまで役員の仕事を無理矢理しなければいけないのでしょうか。
強制加入をなくすべきだと思います。
子ども達の為にやれることは育友会に入会しなくてもいろいろ方法があると思います。
4月から新しい役員決めも始まるので出来れば早急に指導をお願いしたいです。
育友会(PTA)は、子どもたちの健全育成を運営目的として、自ら組織し活動する社会教育関係団体であることから、入会は任意であり、入会の際にはその趣旨を説明するように、長崎市PTA連合会と連携し、各学校との共通理解を図っております。
ご提案としていただいた内容のような、育友会(PTA)活動について、活動の多さや役員になることの負担、先生方の負担などのご意見は、課題と受け止めており、機会をとらえて、活動のスリム化や見直しなどについて、これも長崎市PTA連合会と連携を図り、各育友会(PTA)の皆さまと情報交換しながら、改善を促しています。
ご意見にもありますように、子どもたちのためにできることは、さまざまな方法がありますが、誰かが行動するという側面はいずれも生じるものであり、育友会(PTA)は子どもが同じ学校で学ぶ保護者と教職員が協働する中で、保護者の意見が学校の教育活動の支援に繋がることもあります。入会の有無にかかわらず、不明な点や、活動内容に関するご意見や提案等について、お知り合いの方や学校の先生を通じ、執行部にお問い合わせいただくことも、活動改善の一助になります。
貴重な家族との時間を割いて、話し合い等へ参加することは疑問を抱かれるかもしれませんが、活動を通じて保護者同士、保護者と教師がつながり合い、子どもたちの成長を実感できるなど、育友会(PTA)は保護者にとっても生涯学習の有用な活動でもあるので、市教育委員会としても支援に努めております。
今回いただいたご意見は、長崎市PTA連合会とも共有し、時代に合った育友会(PTA)の在り方について引き続き検討、協議を進めて参ります。貴重な御意見をいただきありがとうございました。
(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。