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いつもお世話になっております。
「長崎市営陸上競技場」に関してご要望させてください。
現在、中部下水処理場跡(茂里町)への移転が計画されておられますが、最近
「陸上競技場 現地存続を」 長崎の被爆者ら、市議会に請願」
https://www.na
gasaki-np.co.jp/kijis/?kijiid=49dcf80fabac4b54a0358af8cf24a846
というニュースを拝見いたしました。
ただこちらの場所は、「長崎南北幹線道路」の場所に選定されているという認識
でおります。また被爆と特に正直被爆者3世として考えるに関係ないように思え
てしまいます。
平和公園や原爆中心地公園は確かに原爆に関係する施設ですし、陸上競技場は
「ベネックス総合運動公園(かきどまり)」がございます。
一時の対応ではなく今後未来に向けて考えた際に、道がその場所に出来る方がよ
いように私は考えます。
「長崎市営陸上競技場」の事を何も考えていないつもりはございませんが、未来
の長崎市に向けて「長崎南北幹線道路」の着工に向けて中部下水処理場跡(茂里町)
していただいたいです。
ご検討何卒よろしくお願いいたします。
ご要望いただきました長崎市営陸上競技場につきましては、長崎県の事業である長崎南北幹線道路の計画ルートに、「長崎市営陸上競技場」を含む平和公園西地区のスポーツ施設が影響を受けることから、「長崎市平和公園再整備基本計画検討委員会(以下「検討委員会」という。)」及び「長崎市平和公園スポーツ施設の再配置に関する再検討部会(以下「再検討部会」という。)」を設置し、丁寧に検討を進めてまいりました。
これらの附属機関からの報告等を踏まえ、先日、「長崎市営陸上競技場に長崎市民総合プールを配置し、中部下水処理場跡に陸上練習場として400mトラックを再配置する案(パターン4)が適当である」と判断したところです。理由は主に次の4点です。なお、パターン1は、「中部下水処理場跡にプールを配置し、陸上競技場を存続する案」です。
1点目:再検討部会及び検討委員会において、パターン4を支持肯定する意見が多く、
陸上・水泳関係団体からも受け入れられている案である。
2点目:パターン4の方が、パターン1に比べ経済性に優れている。
3点目:長崎都心まちづくり構想において、中部下水処理場跡地については「多目的な
使い方ができる空間整備」とする方針が示されており、パターン1よりも、
同方針に整合的である。
4点目:公共交通アクセス性において、中部下水処理場跡に陸上練習場の機能を確保
した場合でも、中高生を主体とする利用者にとって、これまでと同程度の
アクセス性が確保できる。
なお、長崎南北幹線道路は、平和公園西地区内の複数のスポーツ施設の上空を通過する計画となっていますが、浦上川側を通過する計画であることから、現在の長崎市営陸上競技場は、一部のみ影響を受けることとなります。
また、ご覧になられたニュースで市議会に請願を提出した団体は、長崎市営陸上競技場に長崎市民総合プールを移転することに反対しており、長崎南北幹線道路は現在の計画ルートを前提とすることを確認しております。
(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。