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大きく5つの理由により、長崎南北道路及び西彼杵道路の早期開通をお願いしたいです。
(1)日々の渋滞。
(2)先日の琴海形上町での倒木に限らず、代替経路が乏しすぎる。
(3)長崎・佐世保間の最速経路が遠回りの県外経由という、異常な現状。
(4)これら(1)〜(3)の解決による、現実に往来している救急車など人命にかかわる車両の所要時間の改善。
(5)緊急車両に限らず全般的な所要時間の改善と交通安全の向上。
市民プールの移転先を「松山」にした場合、陸上競技場を掘り返すことになりますから、まとまって大量の「ご遺骨と被爆遺構」が出てくることは必定です。当然、工期が大幅に延び、開通が遅れることになると思われます。
時間に対する経済的損失、早期開通の経済的効果に対する具体的な勘案は、どのようになっているのでしょうか。そのあたりも金額で示し広く知らせられるよう提案します。
プールの移転先は、今出ているうち「茂里町」に関しては市の積算に疑問が多々寄せられていますね。当然の指摘だと思います。きちんと対応されることを提案します。
当然、松山より茂里町が適切と思われますが、個人的には、神の島プールの近隣を提案します。
(1)西工場の熱が利用でき、エコロジーである。
(2)空き地が多い。
(3)女神大橋を活用すれば南部からも便利。
(4)長崎の水泳にとって由緒ある「ねずみ島」が近い。
(5)佐世保では主たるプールが相浦にあることや、長崎の主たる運動場が柿泊であることをふまえ、また、交通の便を考えても、決して不適当な立地ではない。
高規格道路「長崎南北幹線道路」・「西彼杵道路」は、ご意見のとおり長崎市と佐世保市を約1時間で結び、渋滞が慢性化している国道206号北部方面の暮らし、産業・観光、そして救命率の向上といった救急、さらには、高規格道路のダブルネットワーク確保による防災面での脆弱性解消など、多くの課題解消につながる極めて重要な道路です。
そのため、長崎市としては、道路沿線の3市2町の首長、議長や、経済、交通、運輸、観光の関係者で構成する、「西彼杵道路・長崎南北幹線道路建設促進期成会」を軸に国県等の関係機関へ積極的な要望活動に取り組んできており、早期の整備を実現するため、今後も長崎県とも十分連携を図り、しっかりと取り組んでまいります。
プールの移転先につきましては、候補地のひとつである中部下水処理場跡は、地盤が軟弱で、地下には杭などの埋設物も存在することから、松山町の陸上競技場と比較すると基礎関係整備費だけでも20億円以上の差が見込まれ、加えて、プール本体工事も含めた全体事業費においても、国庫補助の条件などから、その差はさらに大幅に拡大することが予想されます。
神の島プールの近隣につきましては、附属機関である「長崎市平和公園スポーツ施設の再配置に関する再検討部会」において、市民総合プールの移転候補地の抽出条件を検討した結果、「公共交通機関のアクセス性」の項目で、電停から概ね半径800mの範囲にあることとなったため、移転候補地から除外されております。
市民総合プールを含む平和公園スポーツ施設の再配置につきましては、上記附属機関等に諮りながら丁寧に検討を進めてきており、令和6年11月市議会において、「プールを陸上競技場に移転し、陸上練習場(400mトラック)は中部下水処理場跡に移転する案が適当」と行政報告したところです。
理由は、前述した経済性のほか次のとおりです。
・附属機関において、この案を支持肯定する意見が多く、陸上・水泳団体からも受け入れられている案である。
・長崎都心まちづくり構想において、中部下水処理場跡については「多目的な使い方ができる空間整備」とする方針が示されており、プールを中部下水処理場跡へ移転する案よりも、同方針に整合的である。
・公共交通アクセス性において、中部下水処理場跡に陸上練習場の機能を確保した場合でも中高生を主体とする利用者にとって、これまでと同程度のアクセス性が確保できる。
プールの移転後も、現在の陸上競技場のうち、特に市民利用が多い外周道路や憩いの広場を、現状と近い位置に引き続き確保していく予定ですので、ご理解くださいますようお願いいたします。
(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。