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新型コロナウイルスワクチン接種に関して、特に最新のレプリコンワクチン(自己増殖型mRNAワクチン)の導入とリスクについて、強く懸念しております。
現在、厚生労働省が公表しているデータによると、新型コロナワクチン接種による健康被害は既に8,1件に上り、そのうち死亡一時金または葬祭料が支払われた件数は818件となっています。中には、若年層の死亡事例も含まれており、これまでの「感染予防」や「重症化予防」という効果に対する期待が薄れている一方で、リスクの方が注目される状況にあります。それにもかかわらず、ワクチン接種が推奨され続けていることに対し、大きな疑問を感じます。
[レプリコンワクチンの危険性について]
2024年9月に承認された「コスタイベ筋注」(Meiji Seikaファルマ株式会社)は、従来のmRNAワクチンとは異なり、接種後に体内で自己増殖する性質を持つレプリコンワクチンです。このワクチンには、mRNAが体内で増殖し続けることや、他者へ伝播する可能性、さらにはmRNAがウイルス化するリスクが懸念されています。特に、このような性質のワクチンが市民や医療従事者にどのような影響を及ぼすか、まだ十分に解明されていない点は非常に危険だと考えます。
ワクチン接種は医療行為であり、接種希望者が十分な情報を基にリスクを理解した上で、同意する必要があります。しかし、これまでの接種案内においては、十分なリスク情報が提供されていないまま、「接種希望者がいる」という理由で接種が進められていることが問題です。自治体には、市民の健康を守る責務がありますが、現行の接種案内はその使命と乖離していると言わざるを得ません。
以上の点を踏まえ、以下の点について改善を求めます。
1.レプリコンワクチンを含む新型コロナウイルスワクチン接種事業の一時中止。
2.mRNAワクチン(レプリコンワクチンを含む)のリスクに関する詳細な情報を、市民や医療従事者に周知徹底すること。
3.接種券の一斉送付の停止と、個別に情報提供した上での接種希望の確認。
4.今後のワクチン接種については、リスクと利益のバランスが市民にとって有利であることを確実に示してから推奨すること。
市民の健康と生命を守るため、慎重かつ適切な対応をお願い申し上げます。
ご意見ありがとうございます。ご意見の項目ごとに次のとおりお答えいたします。
1. レプリコンワクチンを含む新型コロナウイルスワクチン接種事業の一時中止。
(回答)今回長崎市が10月1日から実施いたします高齢者等新型コロナワクチン定期接種は、法令で定められた定期接種で、対象が原則65歳以上の方となり、それ以外の方に接種は行いません。
自治体による定期接種は法令によるため、国から通達等がなければ中止はできず、自治体独自の判断での中止はできません。
2. mRNAワクチン(レプリコンワクチンを含む)のリスクに関する詳細な 情報を、市民や医療従事者に周知徹底すること。
(回答)ワクチンのリスクに関しましては、長崎市のホームページにおきまして新型コロナワクチンの副反応について記載するとともに、厚生労働省の該当するホームページのリンクを貼ることで周知を行っております。
3. 接種券の一斉送付の停止と個別に情報提供した上での接種希望の確認。
(回答)長崎市の高齢者等新型コロナワクチン定期接種におきましては、接種券はありせん。お知らせのハガキを送付することで情報提供することとしており、当該ハガキにおきましては、「接種を希望される方は」と表記しており、あくまでも希望者の接種であることをお示しております。
4. 今後のワクチン接種については、リスクと利益のバランスが市民にとって有利であることを確実に示してから推奨すること。
(回答)長崎市の高齢者等新型コロナワクチン定期接種につきましては副反応に関しても記載した説明書を作成しており、これを接種前に読んでいただき、ご理解の上で受けていただくこととしております。
(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。