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元旦に石川県能登半島を中心の地震。今日夕方に起きた宮崎県沖の日向灘を震源とする地震。南海トラフで巨大地震が懸念され地震以外にも大雨による豪雨災害、100年に1度との鰓蓋級の稀にみる猛暑といった自然災害が近年年を追うごとに増えてきて斜面都市である長崎を住み良い長崎自然災害に強い作りをしてほしいものです。
長崎市は、斜面都市ならではの地形的な特徴から、土砂災害などの自然災害のリスクが高い地域であるため、市では、様々な対策を進めています。
主な対策としては、
・ハザードマップの作成:土砂災害や川の増水による浸水のおそれがある箇所や避難所などを示したハザードマップを作成・公開し、住民への周知を図っています。
・防災訓練の実施:地域住民や学校などを対象とした防災訓練を定期的に実施し、災害発生時の行動を習得できるようにしています。
・自主防災組織の育成:地域住民が主体となり、災害発生時に相互に協力して対応できるよう、自主防災組織の育成を支援しています。
・防災意識の啓発:地域主催や市主催の防災講座等で、防災に関する知識の普及に努めています。
・避難場所の確保:災害時に安全に避難できるよう、避難場所を確保し、その情報を周知します。
・下水道整備による大雨対策:地盤の低い地域など、豪雨による浸水の恐れがある区域について、雨水管渠、雨水排水ポンプ場等を整備し、浸水対策を進めています。
・地球温暖化への対策: 2050年までに二酸化炭素排出を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ長崎」を目指し、市民や中小企業者の電気自動車購入や太陽光発電設備の導入を支援するなど、異常気象の原因と考えられている地球温暖化への対策にも取り組んでいます。
・熱中症対策:熱中症特別警戒アラートが発表された場合は、長崎市が指定したクーリングシェルターを開放します。クーリングシェルターは、諸事情でエアコンが使えない等、涼しい環境を確保できない場合に、過去に例のない危険な暑さから身を守るために避難できる施設で、現在、一部地域センターや公民館、民間施設等を指定しています。また、熱中症予防について、クーリングシェルターの利用を含めた周知啓発を引き続き行います。
・河川整備:長崎市は、大井手川、江川川の改修を行っており、長崎県においてはダムや二級河川の整備を行っています。
・急傾斜地崩壊対策事業:採択基準を満たす崩壊の恐れがあるがけ地の崩壊を防止するため、対策工事等を行っています。
・砂防事業:土石流等の土砂災害被害を防止するため、長崎県において砂防ダムの建設等を行っています。
長崎市の取り組みの詳細についてハザードマップなどは、以下のリンクをご参照ください。
長崎市ホームページ: https://www.city.nagasaki.lg.jp/bousai/210004/index.html
(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。