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平野町が地元の者です。
ガンジー像は平野町に要りません。
浜口から登ってくるセントポール通りの坂の上に、ガンジー像があると想像するだけで、町の雰囲気が壊されるようで泣けてきます。平野町の住人からすると、あの坂の上は、我々の住む閑静な住宅街の入口なのです。大事な場所です。何故入口で他国の銅像に迎えられなければならないのですか。
なにより、原爆資料館周辺は、日本という国の、長崎という特別な地から、平和を祈る場所です。そして、そのような雰囲気のある町です。
たとえガンジーであっても、他国の偉人の大きな銅像は似合いません。
お願いです。本当にやめてください。なぜ眼鏡橋はやめて平野町にするのですか。結局同じことです。
市役所などに設置してはいかがですか。
せめて資料館などの施設内にしてください。
町中にはやめてください、どうか、お願いします。
長崎と平野町が大好きなのです。どうか大切な場所の雰囲気を壊さないでください。
ガンジー像につきましては、令和5年10月、駐日インド共和国大使から本市に寄贈したいとの申し出があり、ガンジーの理念と活動は世界的に認められていること、また、本市が目指すまちづくりの方針「平和を愛し、平和の文化を育むまち」の考え方と一致することから受贈することとしました。
また、像の設置場所につきましては、インド共和国側と協議のうえ、当初は中島川公園とすることで調整を進めておりましたが、市民の皆様から多くの疑問や戸惑いの声が寄せられました。そのため、インド共和国側が重視する「平和とのつながりが感じられる場所」という考え方に立ち戻って検討した結果、平和公園付近に位置し、その公園を訪れた方々に見てもらえる「原爆資料館南側市道ロータリー」が適地であると判断したところです。
今後も、地元住民をはじめ、関係者の皆様に説明を行ってまいりますので、ご理解くださるようお願いいたします。
(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。