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長崎市へのご意見・ご提案等の紹介


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ページID:0031563 更新日:2025年2月5日更新 印刷ページ表示

【ご意見(要旨)】ガンジー像について

年代:不明 受信:2024年 3月

 インドから唐突に寄贈されたガンジー像について、設置場所を再考するとのことですが、経緯や市民の反応を考えれば、もはや寄贈自体を断るべきだと思います。
 場所が二転三転した挙句、どこかに設置されたとしても、「ほかに行き場がなく、仕方なくそこに置かれている」ガンジー像に、誰が敬意を払うでしょうか。ガンジー氏にもかえって失礼です。
 それに、長崎市内のどこに置かれようと「なんで長崎にガンジー像?」という市民の違和感と困惑は変わりません。平和行政と合致するなどというのはいかにも後付けの言い訳で、こじつけと感じる人が多いと思います。核保有国からの寄贈品を市内に飾ることが被爆地である長崎市の行政方針と合致するのでしょうか。
 海外ではガンジー氏の人種についての認識に抗議し、像を設置するどころかむしろ撤去した例も出ています。
 そもそも長崎に縁が深く、像を置くのがふさわしいと市民が感じる人物であったなら、このような事態にはならなかったはずです。
 今回のドタバタは全国にも知れ渡り、市民としても恥ずかしく感じました。今後はこのような唐突な寄贈の申し出があっても、それが市民から歓迎されるものなのか、慎重に判断してから受け入れていただきたいと思います。

【回答】 国際課

回答日:2024年3月25日

 この度は、ガンディー胸像の設置場所等に関しまして、貴重なご意見をいただきありがとうございます。
 マハトマ・ガンディーは、非暴力の哲学と実践の先駆者であり、ノーベル平和賞に5度ノミネートされるとともに、誕生日が国連によって「国際非暴力デー」に制定されるなど、その理念と活動は世界的に認められています。
 また、本市が目指すまちづくりの方針「平和を愛し、平和の文化を育むまち」の考え方と一致するとともに、「国際性を豊かにします」という理念にもつながることから受贈することとしました。
 しかしながら、中島川公園への胸像の設置を公表した直後から、設置場所等について多くの市民の皆様から疑問や戸惑いの声が寄せられたため、インド共和国側と協議を行い、設置場所等を再検討することとなりました。
 今後は、近隣住民など関係者の皆様と調整を十分に行い、市民の皆様により歓迎される形での受贈を模索してまいります。

関係所属

国際課
(連絡先は課のページをご覧ください)

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。