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2024年度から、市内8校の中学校の制服が統一されるということですが、正直、デザイン等はなんの特徴もなく、中途半端な統一制服にすることに、なにが良いのか分かりません。
新聞記事等によれば、多く採用されれば価格が抑えられると書いていましたが、子供が入学する東長崎中学校にしてみれば、2年前の入学時、冬服上下と、夏服上2着下1着で合計39,000円が、60,000〜78,000円(お店による異なる)と、最大2倍かかるみたいです。
しかも中学校に聞くと、今後、採用校も増えるかどうかわからないという状況みたいですが。。。
それぞれの学校の特色を生かして、よりよい学校にという時代に、今までの伝統の制服を変えてまで統一制服にしようという意図、しかも各家庭の負担をかなり増やしてまでの制服変更には、首を傾けたくなります。
(ジェンダーフリーには今の制服をもとに、スラックス等、対応できるかと(すでにそうしてる中学校もありますよね?)
制服委員会4回で決めたと報道されていますが、子供や、子供をもつ家庭などの意見は聞いていますか?
私の周りの保護者、子供は、否定的な意見がほとんどです。
いきさつ等を詳しく教えて頂きたいです。
長崎市の中学校の制服は、多くの学校で、校則により男女別に決められております。各学校の男女別の制服は、多様性への対応の他に、防寒などの機能面に改善が必要との要望を受け、令和3年度は各学校で女子のスラックス導入を対応いたしました。
また、長崎市には様々な規模の中学校があり、制服の変更を検討するにしても、極小規模校では、制服単価がかなり高くなるという課題にも対応することとしました。
しかし、中学校の制服は校則で定めるため、あくまでも制服変更の方向性を決めるのは学校とする旨を確認し、その後、校長会、教頭会、生徒指導主事部会、及び、PTAの代表者からなる長崎市制服検討委員会を立ち上げ、長崎市立中学校の制服の在り方について協議いたしました。その結果、共通の男女兼用ブレザータイプ制服を作成することとし、各アパレルメーカーに試作品を依頼し、それを検討委員会で協議して最終的なデザインを決定いたしました。
ご意見にもあるように、物価高騰の影響もあり、8校の採用では制服単価を抑えることについて、効果が表れたとは言い難いところはありますが、多様性への対応や防寒などの機能面の要望解消を目指すため、長崎市教育委員会としましては、引き続き男女兼用ブレザータイプ制服の採用を推奨してまいります。
(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。