本文
私は野母崎地域の黒浜もしくは以下宿に親を残している者です。私の親は運転免許証がなく、買い物のために兄弟が毎週土曜日もしくは日曜日に通っています。バス停から家まで遠く、足腰が弱くなっている親にとっては国道沿いのバス停まで歩くのも厳しい状態です。親自身「地区内に入ってこれるコミュニティバスがあったら子どもに迷惑をかけないで済むのに」と話しています。長崎市は人口減少甚だしく、これからの時代は「住みよいまちづくり」がベースになってくると思われます。中心部の開発だけでなく、半島地域にも目を向けていただき、市民ひとりひとりが「ここで最期を迎えたい」という地域づくりが必要になっていると思います。以上の観点から質問させていただきますが、職員みなさまが懸命に取り組まれているのは理解しておりますが、何卒ご検討、ご回答をよろしくお願いいたします。
①野母崎地域の黒浜・以下宿地区だけなぜコミュニティバスが通ってないのでしょうか。
②鳴滝地区のようなタクシー実証実験を展開することはできないでしょうか。
③行政と小売店が協働し行政が補助する形でスーパーとくし丸のような、移動式スーパーの事業を実施できないのでしょうか。野母崎地域は小売店そのものが少なく、子どもが実家に帰って買い物に連れて行かなければ生活必需品すら揃えることが難しいです。ぜひ取組みをお願いします。このままでは、県都は観光客だけに優しく、住民には厳しいという街になっていくのではと危惧しております。
以上よろしくお願いします。
①コミュニティバスは、路線バスのバス停までの距離や家屋の集積度合いなどにより、定めた地区で運行しており、黒浜・以下宿地区はその対象でないため運行していません。
②鳴滝地区は、市内に点在する公共交通空白地(バス停までの距離や家屋の集積度合いが一定ある地域)の一つで、人口規模や地域特性によって新たな移動手段として研究したもので、同様の実証実験を別の地域で行う予定はありませんが、地域主体でそのようなことに取り組みたいとの意向があれば、サポートさせていただきます。
③買い物支援については、民間事業者が独自に宅配や移動販売、店舗までの送迎を行うなど、様々な買物支援が展開されています。しかしながら、これらの情報が行き届かないこともあることから、民間事業者が実施している宅配などの買物サービスについて一覧表を作成し、市のホームページなどで情報提供を行っています。
野母崎地域につきましては、移動式スーパーのとくし丸のほか、宅配、送迎サービスを行っている事業者がございますので、市のホームページからご確認いただき、ご利用の検討をお願いいたします。
ホームページURL
https://www.city.nagasaki.lg.jp/jigyo/350000/358000/p039176.html
(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。