今から100年以上前の1899年に、長崎でチャンポンが生まれました。「四海樓(しかいろう)」という中華料理のお店の店主・陳平順(ちんへいじゅん)さんが、中国からの学生に安くて体に良いものを食べさせようと、なべで野菜や肉の切れはしなどをいため、そこに中国のめんを入れてスープでにこんだ、おなかいっぱいになる料理を作ったのがはじまりといわれています。
ちゃんぽんという名前のゆらいは、中国語でかんたんなご飯という意味の「食飯(シャンポン)」がなまったという説、ポルトガル語のまぜるという意味の「chanchao」がなまったという説など、いろいろな話があります。