大浦天主堂は、江戸時代の終わりごろ、外国の人たちが長崎に住むようになった時に、その人たちのために作られた教会です。天井やステンドグラスにとくちょうがある「ゴシック調」の建物で、日本にある教会では一番古いものです。教会の中をかざるステンドグラスには、約100年前に作られたものもあります。
また、この教会は、信じている宗教のために命をうばわれた26人の聖人をしのんで作られていて、教会の正面は、26人が亡くなった西坂の方向に向けて建てられています。
2018年にユネスコの世界文化いさんに登ろくされた「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の一つです。