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木庵禅師書 三幅対


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ページID:0001273 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

木庵禅師書 三幅対

(もくあんぜんじしょ さんぷくつい)

市指定有形文化財

木庵禅師書 三幅対

指定年月日 昭和47年6月10日

所在地 長崎市筑後町2番56号 福済寺内

木庵(もくあん)が渡来し福済寺に入寺すると、それまで住持であった蘊謙は木庵を住持に推戴し、自らは監寺(寺主)に下った。木庵が普門寺に行った後、蘊謙(うんけん、おんけん)は再び住持となった。木庵の書風は圓成なうちにも雄渾(ゆうこん)といわれる。この三幅対は木庵の数多くの書作のなかでも古来著名なもので今までにこの写真を載せた本は多い。福済寺伝世品であることは全国の人が知っている。三幅対は、中央が萬國春、向かって右が千歳竹、向かって左が太古梅である。竹と梅が左右に相対する。右側に署名がある千歳竹が右幅であり、左側に著名がある太古梅が左幅である。福済寺の正月は萬國春を方丈(ほうじょう)の床の間にかけたと伝えられる。