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上野(彦馬)家墓地


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ページID:0001184 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

上野(彦馬)家墓地

うえの(ひこま)けぼち

市指定史跡

上野(彦馬)家墓地

指定年月日 平成18年1月10日

所在地 長崎市伊良林3丁目4番

上野家は絵師の家系であり、絵画、鋳金などに秀でていた。幕末の当主俊之丞(しゅんのじょう)、彦馬(ひこま)(1838~1904)父子は2代にわたり、写真技術の習得と普及に多大の功績を挙げ、わが国の近代化学研究の発展に寄与した。彦馬は日本最初の職業写真家として著名であり、高杉晋作(たかすぎしんさく)、桂小五郎(かつらこごろう)たちを撮影したことでも知られている。
墓地には上野家初代の左衛門尉英傳(さえもんじょうえいでん)、3代若元(じゃくげん)、5代若瑞(じゃくずい)、6代俊之丞、7代彦馬などの墓碑が立つ。これら墓碑群のなかで最も古い、英傳の墓碑は五輪塔様式であり、延宝3年(1677)の年代を示す。これは上野家墓地の近くに所在する阿蘭陀通詞加福家墓地、唐通事林・官梅家墓地(ともに市指定史跡)にある墓碑と同型である。

備考

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(補足)地図は目的地周辺の概ねの位置を示しています。

バス「風頭山」「風頭町」下車徒歩15分