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仁田尾供養塔残欠群


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ページID:0001110 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

仁田尾供養塔残欠群

(にたおくようとうざんけつぐん)

市指定有形民俗文化財

仁田尾供養塔残欠群

指定年月日 昭和56年3月30日

所在地 長崎市虹が丘町2449番地

室町時代末期の供養塔及び墓石の残欠群で(内3個は逆修塔)、もとはこの付近一帯に散在していたものを集めたものである。その数は全部で42個あり、宝篋印塔もあるが、その多くは五輪塔である。銘文が解読されるものは6個で、その最も古いものは応仁3年(1469)であるが、そのいずれもが密教系僧侶のものである。
この岩屋山には、戦国末期に有馬の軍勢やキリシタンによって焼打された神宮寺の存在が伝えられるが(その神宮寺を再興したのが神通寺(現・岩屋神社)といわれる)、その神宮寺の奈良時代開創は別として、確かに岩屋山に中世期密教系の寺院が存在したことを証明するものとして、この残欠群の資料的価値は高い。

備考

地図は目的地周辺の概ねの位置を示しています

バス「虹が丘」下車徒歩20分

地図

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