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小菅修船場跡


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ページID:0001081 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

小菅修船場跡

(こすげしゅうせんばあと)

国指定史跡

小菅修船場跡

指定年月日 昭和44年4月12日

所在地 長崎市小菅町

日本最初の洋式近代的ドックで、船を引き揚げる滑り台がソロバン状に見えたため、通称ソロバンドックの名で親しまれた。地形を利用してドックにしたもので、満潮時に船を滑り台に乗せ、捲き上げ小屋内に設置されたボイラー型蒸気機関で引き揚げた。この施設は薩摩藩士五代才助・小松帯刀と英人T・B・グラバーらの尽力で設けられ、明治元年12月(1869年1月)落成。明治2年(1869)明治新政府が買収し長崎製鉄所が管理。同4年(1871)工部省管理。同20年(1887)三菱の所有となった。明治5年(1872)には明治天皇が咸通丸の修船状況をご覧になった。建物は日本最古の煉瓦造で、扁平な通称コンニャクレンガを使用している。25馬力の捲き上げ蒸気機関は英国製の創立当時のもの。

備考

地図検索<外部リンク>

JR長崎駅前から長崎バス(野母半島方面〔戸町経由〕乗車)利用15分、小菅町下車、徒歩5分
※駐車場はありませんので公共交通機関をご利用ください。

関連情報