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三和地域センター 旧町の紹介

更新日:2020年11月17日 ページID:002926

旧町の紹介

町のあらまし・歴史

三和地区は、長崎半島の中心部に位置する自然豊かな土地です。昭和30年2月11日、町村合併促進法が施行され、全国一斉に町村合併が進められる中で、川原村・為石村・蚊焼村の3か村が合併して「三和町」が誕生しました。以来50年間、椿が丘・晴海台の大型団地造成による人口増加を経て、特色ある産業と個性豊かな文化・伝統を引き継いできました。

三和地区の農業

三和ではびわの栽培が盛んで、これまでびわ団地の造成やビニルハウスの導入などにより、高い品質のびわを多く出荷しています。また最近では、地産地消の取り組みによりその他の果物・野菜・花卉類の部門にも活気が出てきました。

三和地区の漁業

蚊焼・為石漁港を中心に、古くから定置網漁業が盛んで、活きのいい蚊焼ぶりやひおうぎ貝は有名です。近年では養殖漁業が中心になり、「獲る漁業」から「育てる漁業」へと様変わりしています。

三和地区の商業

川原・為石・蚊焼の3地区で規模の小さい店舗が中心ですが、平成10年には集合店舗を備えた「さんとぴあ21」が完成し、また農産物加工所での加工販売も始まるなど、賑わいをみせています。商工会でも、納涼夏祭りやサン・サン・みなみフェスティバルを盛大に開催し、まちの活性化に取り組んでいます。

三和地区の工業

江戸時代に始まったと伝えられている三和の蚊焼鍛冶。当時の刀匠・吉田左馬ノ守直種の弟子が、刃物の焼き入れに適した蚊焼の水と焼刃土を利用し、良質の刃物を作り上げ、その後代々盛んになりました。現在も鍛冶屋の職人が伝統の技を守り続け、南蛮ボードとともに特殊な模様の包丁「業物(わざもの)」が特産品となっています。

三和の伝統文化

地区内には、古くから伝わる文化として、池の御前神社祭で奉納される「宮崎にわか」、為石祇園祭での「祇園太鼓」、蚊焼歳神社大祭、川原くんち、鬼火などがあります。また、夏のイベントとしてペーロン大会が行われ、多くの住民が熱く盛り上がります。近年では、平成元年に誕生した「阿池姫太鼓」、佐世保よさこい祭りで新人賞を獲得した「創作よさこい」をはじめ、県内で最も格式の高い唄とされる「川原まだら」が約50年ぶりに復活するなど、新たな文化・スポーツの息吹が生まれています。

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お問い合わせ先

南総合事務所 三和地域センター 

電話番号:095-892-1111

ファックス番号:095-892-1187

住所:〒851-0403 長崎市布巻町111-1

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