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大規模地震発生時には、火災が同時に多くの地点で発生するおそれがあるため、消防力が不足し、住宅密集地等では大規模な火災の危険性が高くなります。
このため、地震火災の予防がきわめて重要ですので、家具等の転倒防止措置、感震ブレーカーの設置など、日常での地震火災対策が必要です。
消防局では、地震火災をふせぐポイントをまとめたチェックシートを作成しましたので、この機会に是非ご活用ください。
防火チェックシート(地震火災) (PDFファイル/758KB)
近年の大規模地震発生時においては電気に起因する火災が多く発生しています。
平成23年3月11日に発生した東日本大震災における本震による火災では、原因の特定されたもののうち過半数が電気に起因したものでした。
通電火災とは、地震や台風などで停電後、電気機器のスイッチが入ったままの状態で停電が復旧した際に発生する火災のことです。
特に、地震で倒れた電気ストーブや、地震で壊れた電気機器・配線から火災が起きやすくなります。
「感震ブレーカー」とは、大地震の強い揺れを感じて自動的に電気を遮断し、電気の供給を遮断する器具であり、「通電火災」の対策に有効です。
「感震ブレーカー」には、分電盤タイプ(内蔵型、後付型)、コンセントタイプ、簡易タイプの4種類あります。
詳しくは下記のリーフレットを参照ください。
感震ブレーカーについて(内閣府・総務省消防庁・経済産業省作成) (PDFファイル/619KB)